9月16日をもって引退する歌手の安室奈美恵が、26日に発表された「第32回日本ゴールドディスク大賞」で、この1年間に最も活躍したアーティストに授与される「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の邦楽部門を受賞した。1997年以来、21年ぶり2度目の受賞となる。

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    安室奈美恵

安室は、対象期間(2017年1月1日~12月31日)にアルバム230万6,355枚、シングル9万7,455枚、音楽ビデオ29万5,849枚、音楽配信194万263ダウンロードを記録。25周年オールタイムベストアルバム『Finally』で「アルバム・オブ・ザ・イヤー」「ベスト5 アルバム」(邦)も受賞し、3冠を獲得した。

安室は「このような賞を頂き、光栄に思っております」と喜び、「大切に作り上げたアニバーサリーライブやアルバム『Finally』を通して、感謝の想いが、たくさんの方に届いていれば嬉しいです。応援してくださったファンの皆さん、本当にありがとうございます」と感謝している。

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「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の洋楽部門では、ザ・ビートルズが6度目の受賞となり、洋楽部門では歴代最多の受賞回数に。「ベスト・エイジアン・アーティスト」は BIGBANG が2年連続2度目の受賞となった。

日本レコード協会が1987年に制定した日本ゴールドディスク大賞は、CD、音楽ビデオ等の正味売上実績(総出荷数から返品数を差し引いたもの)と有料音楽配信の売上実績を選考基準とし、その年のレコード産業の発展に大きく貢献したアーティストおよび作品を顕彰しているもの。今回の対象期間は2017年1月1日~12月31日。

■第32回日本ゴールドディスク大賞 主な結果
アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽):安室奈美恵
アーティスト・オブ・ザ・イヤー(洋楽):ザ・ビートルズ
ベスト・エイジアン・アーティスト:BIGBANG
ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽):NGT48
ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー(アジア):TWICE
アルバム・オブ・ザ・イヤー(邦楽):『Finally』(安室奈美恵)
シングル・オブ・ザ・イヤー:「願いごとの持ち腐れ」(AKB48)
ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード(邦楽):「打上花火」(DAOKO×米津玄師)
特別賞:「ダンシング・ヒーロー ジ・アーカイブス」(荻野目洋子)、『“ GIGS ” CASE OF BOOWY - THE ORIGINAL-』