雑貨デザイナーの宇田川一美です。今回は台所用グッズのカゴを使って、吊るす収納の「ハンギングバスケット」を作ってみました。見慣れたシルバー色のカゴを、黒い塗装で見た目スマートな収納グッズにしちゃいました。
さあ、作ってみましょう
用意するものは、台所用のざる3個、黒のスプレー、結束バンド。フック付きチェーンも3本用意してください。
フック付きチェーンからフックを外します。ラッキーなことにこのチェーン、アンティーク調に塗装してありました! このまま使用します。外したフックは取っておいてください。
ざるに黒のスプレーをかけます。アミ目なので、ムラを気にする必要もなし。ささっとすぐ塗装できました。
ペンチでチェーンのひとつを広げてざるのふちにかけます。3本、このように均等にひっかけましょう。
外したフックのひとつを使って、3本のチェーンの先をひとつにまとめます。
カゴを付けていきましょう
上の方にもうひとつ、カゴを付けます。チェーンの数を数えて取り付け、カゴがなんとなく平行になるように調整してください。
真ん中に、3つ目のカゴを付けます。この時も、チェーンの数を数えて付けるとバランスが取れます。やりなおしてもOK!
できあがり
私は窓際のデスクの近くに吊るして、こんな風にマステなどの文房具を入れてみました。クラフト作業中のちょい置きに便利です。黒い色はクールなインテリアにもなじみます。
場所を変えて、キッチンでは調味料を入れてみるといいでしょう。洗面所に吊るせば、洗濯バサミやスキンケア用品の入れ物として便利そうです。カゴのサイズ、取り付ける数で、自分の使い勝手のいい収納にアレンジしてみるのもいいですね。
筆者プロフィール: 宇田川一美(うだがわかずみ)
雑貨デザイナー。フリーでメーカーとの商品企画や販促やMD 提案など、雑貨に関する多様なことに関わっています。また、手づくりのワークショップも行っています。著書に『イラストとクラフトで手づくりライフログノート』(技術評論社)、『ちょいワザ文具術』(ポプラ社)など。
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