アムタスが提供する電子コミック配信サービス「めちゃコミック(めちゃコミ)」が、20~30代既婚女性600人を対象に、プロポーズの理想と現実について調査を行った。その結果、プロポーズの場所が理想とは違った人が約60に上り、度を過ぎたサプライズやフラッシュモブプロポーズは好まれていない傾向が明らかになった。現実は漫画のようにはいかないようだ。

今回の調査によると、女性たちが思い描いている理想のプロポーズの場所は、「夜景のきれいな場所」が約半数の圧倒的1位。ところが現実のプロポーズでは、「自宅」が一番多く約30%という結果に。つまり、理想としていたプロポーズの場所と実際の場所が違うのが現実のよう。実際にプロポーズされた場所の約半数は、「自宅」「車の中」「パートナーの家」など日常的なさりげないシチュエーションで、特別な雰囲気を夢見ている女性にとっては理想と違うと感じてしまうのかもしれない。

プロポーズのシーンの定番といえば、指輪のケースをパカッと開き、指輪を取り出して結婚を申し込まれること。調査によると、「プロポーズにあわせて婚約指輪が欲しい!」という人は半数を超えているが、実際にもらったプレゼントを聞いたところ、プロポーズにあわせて何もプレゼントを「もらっていない」(45.0%)人が最多に。プロポーズしてもらえればそれでうれしいと答えた人も多いが、やはり婚約指輪が欲しい!というのが本音のようだ。

さらに、「もし自分がされるとしたら最も許容できないサプライズ」について聞いたところ、「フラッシュモブの最後にプロポーズ」(27.1%)と「ケーキの中に指輪」(22.1%)に対し、女性たちが特に拒否反応を示していることが判明。ほかの結果を見ても、危険を感じるものや、周りを巻き込むサプライズは女性から嫌われる可能性大。一方、二人だけのシチュエーションのプロポーズは、女性から受け入れられる可能性が高いという結果になった。