JR東日本は12日、クルーズトレイン「TRAIN SUITE(トランスイート)四季島」の2018年度10・11月期の申込受付を開始した。10・11月期は東日本・北海道を周遊する3泊4日コース、甲信越や南東北を周遊する1泊2日コースが設定される。

  • JR東日本のクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」

3泊4日コースの出発日は10月1・8・15・22・29日、11月5・12・19・26日。月曜日に上野駅を出発し、1日目は日光、2日目は函館でそれぞれ下車観光を行う。3日目は青森エリアで下車観光する「縄文コース」、津軽エリアで下車観光する「津軽コース」のどちらかを選べる。「津軽コース」では「四季島」の車内で使用される小皿を製作している工房「木工房わにもっこ」を訪ね、木工の見学や体験を行う。4日目は日本海側のルートを走行して上野駅に帰着する。

1泊2日コースの出発日は10月13・20・27日、11月3・10・17・24日。土曜日に上野駅を出発し、1日目に塩山駅と姨捨駅で下車観光を行い、2日目は喜多方駅での自由散策と会津若松駅での下車観光を経て上野駅へ帰着する。

いずれもびゅうトラベルサービスをはじめとするおもな旅行会社から旅行商品として発売。びゅうトラベルサービスが販売する商品の旅行代金は、3泊4日コースの「四季島スイート」94万円、「デラックススイート」89万円、「スイート」74万~76万円。1泊2日コースの「四季島スイート」45万円、「デラックススイート」40万円、「スイート」32万円(いずれも2名1室利用時の1名あたりの価格)。

あわせて2018年度7~9月期の申込結果も発表された。募集件数221件に対し1,741件の応募があり、平均倍率は7.9倍。海外からも全体の応募件数の2割近くにのぼる298件の申込みがあったという。