海上に浮かぶウォーターアスレチックが話題の長崎・ハウステンボス「水の王国」。このアトラクションをモデルとした施設がこの夏、「お台場ウォーターパークbyハウステンボス」(7月15日~8月31日)として、初めて東京・お台場に上陸する。
約100mの「ウォーターロングスライダー」や直径20mの大プールなどが配され、子どもから大人まで幅広い年代が楽しめる内容となっているが、今回はファミリー向けに遊び方を紹介しよう。
100mを一直線に滑り抜けるウォータースライダー
ウォーターパークの注目ポイントは、何と言っても全5種類に及ぶウォータースライダーだろう。高さのあるもの、傾斜のあるものなどさまざまだが、ここで紹介したいのは長さ約100mにもなる「ウォーターロングスライダー」だ。
傾斜がゆるやかなので、子ども連れでも安心して、流れを優雅に楽しむことができる。ただし、小学生未満は保護者の同伴が必要なので注意しよう。
また、このスライダーを体験するには浮き輪が必要。持参することをオススメしたい。万が一忘れても、1回200円、終日500円でレンタルできる。
スライダーの最初や途中で、スタッフのお兄さんが背中を押してくれるのも楽しい。
時には自撮り棒などで写真を撮りながら、夏の思い出を作ってみるのもいいだろう。
水上アスレチックに巨大プールも!
一般的なプール会場ではあまり見られない、趣向を凝らしたアトラクションも見逃せない。ビニールプールの素材でできた壁や障害物を乗り越えていく「水上アスレチック」は、子どもたちのチャレンジ精神を引き出してくれそう。
また直径20mの巨大プールもなんと2つあるので楽しみ放題! それぞれ水深100cm、水深60cmとなっていて、子どもの成長に合わせて選んでみてほしい。
また水深の浅い子ども向けプールもあるので、泳げない子でも安心して遊べるだろう。
"急降下"のスリルも味わって
小学生以上の子どもであれば、より急な傾斜でスリルが味わえる「6レーン2段スライダー」「モンスタースライダー」も楽しめる。
子どもが預けられるようであれば、パパ・ママは急降下後にカーブしながら急上昇する「ブーメランスライダー」、滑り降りた後に跳ね上がる「ジャンピングスライダー」にチャレンジしてみよう。高校生以上が対象の、高さ10mにも及ぶスライダーで、まるでジェットコースターのよう。今まで味わったことのないような体験ができるだろう。
レンタル品や休憩スペースも充実
思い切り遊んだら、時には休憩も必要。施設内には休憩スペースも完備されている。ただし、屋根のあるテントスペースは有料(1名1時間2,000円※ドリンク付き)。無料の休憩スペースには、芝生とスタンドが広がっている。
営業時間は昼の部(10時~17時)、夜の部(18時~21時)と分かれているが、それぞれの時間帯内であれば、再入場も可能だそうで、一度外に出て休憩し、戻ってくるのもいいだろう。更衣室やシャワー、トイレもあるが、授乳室は施設内ではなく、会場となっている「お台場みんなの夢大陸」内に設置されるそうなので、活用してみてほしい。
また、水着や浮き輪、それにサンダルなどは、施設内で購入することも可能。レンタルも、大人の水着(S・M・L)は1,000円、子どもの水着(110cm~150cm)は500円、タオルは200円で行っている。ただし、浮き輪のレンタルは「ウォーターロングスライダー」に使うためのものしか行っていないので、注意しよう。かき氷や飲料なども現地で売っているが、外から飲食物を持ち込むことはできない。
利用料金は昼の平日で大人(高校生以上)前売り2,300円・当日2,500円、子ども(3歳~中学生)は前売り1,800円・当日2,000円となる。土日祝日はそれぞれ200円ずつ料金が上がり、8月11~15日の期間(昼)、さらに高くなるのでご注意を。グループでの入場に際して、お得なチケットもある。
1日中楽しむことができそうな、「お台場ウォーターパークbyハウステンボス」。小学生までは終日、20歳以上の保護者の同伴が必要(夜は中学生以上も対象)なので、家族や友だちみんなで思う存分楽しい夏を過ごしてほしい。
※価格は全て税込