エン・ジャパンは6月29日、30歳以上を対象とした「年下社員との接し方」に関する調査結果を発表した。調査期間は2017年4月20日~5月24日、有効回答は「エン派遣」ユーザー487人。
年下社員との接し方で悩んだ経験、6割弱が「ある」
職場の年下社員との接し方で悩んだことはあるか尋ねたところ、57%が「ある」と回答。悩みの内容は、1位「叱るのが苦手」(43%)、2位「ジェネレーションギャップを感じる」(42%)、3位「何を話していいかわからない」(36%)となった。
年代別にみると、30代は「叱るのが苦手」(47%)が最も多かったほか、「嫌われないか心配」「何を話していいかわからない」(36%)、「パワハラにならないか心配」(25%)を挙げる人も多かった。40代以上は1位の「ジェネレーションギャップを感じる」(46%)に続いて、「叱るのが苦手」(41%)、「何を話していいかわからない」(35%)が上位に入った。
回答者からは、「相手を見下すような、ふてぶてしい態度をとる若手社員がいて対応に困ってしまう。自然とこちらもそれが顔に出してしまう」「若手社員は貴重。機嫌を損ねて、辞められたりすると困るのでとても気を使う」などの声が寄せられた。
年下社員とうまく付き合うコツを聞くと、「良いところを褒める」(67%)が最多、次いで「優しく接する」(43%)、「業務について、効率的なすすめ方を教えてあげる」(40%)と続いた。年代別では、30代は「優しく接する」(54%)、40代以上は「プライベートにはあまり踏み込まない」(40%)などが全体より多かった。