福島ガイナックスは6月3日~8月31日、「この男がジブリを支えた。近藤喜文展」を、「福島さくら遊学舎」(福島県田村郡)で開催する。

この男がジブリを支えた。近藤喜文展

同展は、日本屈指のアニメーターである近藤喜文(1950-1998)氏のアニメーション原画やスケッチなどを展示する企画展。同氏は『赤毛のアン』『火垂るの墓』などの作画監督やキャラクターデザインなどを担当し、『耳をすませば』では監督を務めた。

会場では、『火垂るの墓』『おもひでぽろぽろ』のキャラクター・デザインやイメージボード、『魔女の宅急便』のイメージボードを展示。また、『紅の豚』や『もののけ姫』などの原画、『耳をすませば』の絵コンテ、キャラクター設定、セル・背景原画なども公開する。

6月3日の10時からは、オープニングセレモニーを開催し、セレモニー終了後は『火垂るの墓』『耳をすませば』など数多くのジブリ作品で制作を務めたスタジオジブリプロデューサー・田中千義氏によるギャラリートークツアーを予定している。さらに、先着300名にポストカードもプレゼントする。

入場料は、当日券で一般税込1,200円、中学生以下税込600円、前売り券は一般のみ税込1,000円。前売り券は、全国のファミリーマートで販売する。