ホルモンケア推進プロジェクトはこのほど、「更年期世代女性の体調変化と心理状態」についての調査結果を発表した。同調査は3月9日~10日、40~50代女性の333名を対象にインターネットで実施したもの。
他人から「がむしゃらだ」と言われた経験について聞いたところ、67.3%が「よく言われる」「たまに言われる」と回答。がむしゃら世代の女性の特徴としては、「やりたいこと」より「やるべきことを優先する」、「自分自身に対して厳しい」「自分を褒めることが苦手」などが挙げられる。
また、「今以上に頑張らなくてはいけないと思うか」という問いに対しては、60.3%が「そう思う」と回答した。このことから、自分に対して厳しく、弱音を吐かずに「もっと頑張らねば」と思っている女性像が想像できる。
ここ5年での身体や体調の変化について聞いたところ、がむしゃら女性の54.0%は「体調変化を非常に感じている」と回答した。がむしゃらだと言われた経験がない女性では39.4%で、がむしゃら女性のほうが1.3倍多い結果になっている。
実感している体調変化のうち、ストレスを抱いている症状について聞くと、がむしゃら女性で最も多いのは「疲れやすくなった、体力が落ちた」(52.9%)だった。次いで「シワ・たるみが増えた」(33.9%)、「痩せにくくなった」(30.8%)となった。
不調を感じているときの対処法について聞くと、56.2%は「安静もしくは休養する」と答えているが、41.5%は「我慢してやりすごす」と答えている。「病院へ行く」は26.8%にとどまった。