RMMAによる内部解析 - STREAM(グラフ188~191)

おなじみStreamベンチマークである。これもCore i7-6950XはL3の影響が大きいが、10MBあたりから性能が下がり、18MBあたりで安定する。

そこでこの4つのグラフの17~20MBの範囲の平均をまとめた結果は

i7-6950X i7-7700K R7 1800X
Copy 13447.5 25647.0 16047.8
Scale 13457.7 25364.6 16360.1
Add 13711.0 27382.7 18930.5
Triad 13758.8 27350.6 18780.9
(単位:MB/sec)

という感じだ。Core i7-6950Xが一番遅く、Core i7-7700Kが最高速なのは、このベンチマークがSingle Threadで実行されているためで、こうなるとLoad/Storeユニットが合計4つあり、4GHz超えで動作するCore i7-7700Kが一番有利というのは理解しやすい。

それはともかくとして、意外に目立つのがRYZEN R7 1800Xの健闘で、Copy/Scaleで16GB/sec、Add/Triadで19GB/sec弱というのは悪いスコアではない。実はSandraでもStreamは実施されており(ただしMulti Thread)、こちらの結果は

i7-6950X i7-7700K R7 1800X
Copy 56.63 31.76 32.39
Scale 56.64 32.40 32.68
Add 57.18 31.77 33.53
Triad 56.75 32.33 33.59
(単位:GB/sec)

である。Multi-Threadだとメモリ帯域の方がボトルネックになりやすく、当然コア数もメモリコントローラも多いCore i7-6950Xが一番高いスコアであるが、同構成のメモリコントローラながらRYZEN R7 1800XがCore i7-7700Kを凌ぐ結果なのは評価して良いと思う。