お笑いタレントのカンニング竹山が、2日に放送されたNHK総合『新春TV放談2017』(22:40~24:00)に出演し、ネット炎上について持論を展開した。
竹山は「炎上に対して考えすぎなんじゃないか」と疑問を投げかけ、「数年前は炎上ってよくわからなかったからやばいことだと思い続けていたけど、よくよく考えたら1000人いたと思ったけど実は10人だったということもあるし、炎上したからってなんなんだよって。何も動かないよって」と意見。「大げさにとらえすぎの何年かがあったと思う。これから気にしないっていう方向にいった方いい」との考えを示した。
また、「僕もネットユーザーだし、世の中みんなネットユーザーだけど、書き込んで文句言っている人は僕の周りにはだれもいない。ごく一部のマニアが書き込んでいるわけ」と説明。「ごく一部が書いているのにそれに対しての周りの反応が大げさすぎ。テレビ局もタレントもプロダクションもスポンサーさんもみんな大げさに考え、結果おかしくなってきちゃった。そこを1回戻した方がいい」と主張した。
さらに、「(番組制作側も)炎上を利用しようとする人がめちゃくちゃいる」と指摘。「『ちょっと炎上するようなコメントが実はうれしいです』って番組スタッフに直接言われたこともある。バカかと思いましたけど」と明かし、「それによって話題になって数字が上がると思っている。テレビを作っている人間がぐちゃぐちゃになっている人がいる」と問題視した。