日経BPコンサルティングは11月30日、「大学ブランド・イメージ調査 2016-2017 東日本編(北海道/東北/北関東/甲信越)編」の結果を発表した。
国立大学が1位を独占
各地方の「大学ブランド力」ランキングをみると、北海道は北海道大学(国立/大学ブランド力偏差値76.2ポイント)が5年連続1位を獲得。2位は小樽商科大学(国立/同54.1ポイント)、3位は室蘭工業大学(国立/同51.7ポイント)だった。
東北地方の1位は東北大学(国立/同93.4ポイント)が同じく5年連続首位となった。2位は山形大学(国立/同60.9ポイント)、3位は東北福祉大学(私立/同60.4ポイント)となった。
北関東の1位は5年連続で筑波大学(国立/同83.8ポイント)。2位は茨城大学(国立/同55.4ポイント)、3位は宇都宮大学(国立/同54.3ポイント)となった。なお、昨年2位だった群馬大学(国立/同52.4ポイント)は4位に順位を下げた。
甲信越地方の1位は5年連続で信州大学(国立/同76.5ポイント)。2位は新潟大学(国立/同68.5ポイント)、3位は山梨学院大学(私立/同58.4ポイント)だった。
大学に関する49項目のイメージについて、それぞれの大学の得票率をみると、「他大学にはない魅力がある」では、北海道は北海道大学、東北は東北大学、北関東は筑波大学、甲信越は長岡技術科学大学(国立/甲信越4位)がそれぞれ1位に選ばれた。
同調査は、全国9地域455大学(医科大学、体育大学、短期大学などは除く)について、各大学の認知やイメージなど49項目を測定し、それらをまとめた大学ブランド力を算出してランキング化したもの。
東日本編の対象大学は北海道13校、東北38校、北関東19校、甲信越22校。調査期間は2016年8月1~31日、ビジネスパーソンの有効回答数は北海道597人、東北1,757人、北関東1,168人、甲信越1,159人。