東京急行電鉄・横浜高速鉄道は25日、年末年始の列車運転について発表した。12月は休前日の深夜に東横線で各駅停車を1本増発。12月30日から1月3日まで、東急線全線・みなとみらい線で土休日ダイヤによる運転となる。大みそか深夜から元日早朝にかけて、東横線・みなとみらい線で終夜運転、田園都市線で終電繰下げ・初電繰上げを行う。
東横線では年末の夜間時間帯の混雑緩和と利便性向上を目的に、休前日の12月9・16・22日深夜に臨時列車1本を増発し、輸送力強化を図る。臨時列車は渋谷駅0時17分発・菊名駅0時48分着の各停で、渋谷駅4番線ホームから発車し、8両編成で運転される。
大みそか深夜から元日早朝にかけての終夜運転は、相互直通運転を行う東京メトロ副都心線・東急東横線・みなとみらい線で実施される。みなとみらい線の終夜運転は10~30分間隔で行われ、一部列車は横浜~元町・中華街間で運転。東急東横線の終夜運転は15~30分間隔で行われる。東京メトロ副都心線の終夜運転は小竹向原~渋谷間にて、30分間隔で運転(西武線・東武線への直通運転は行わない)と東京メトロが発表している。
田園都市線は大みそか深夜から元日早朝にかけて運転時間を延長し、終電を1時間20分繰り下げ、初電を1時間繰り上げる。東京メトロ半蔵門線との直通運転も行うが、田園都市線内では「午前2時30分ごろ~午前4時ごろの間は運転しません」とのこと。その他の東急線(目黒線、大井町線、池上線、東急多摩川線、世田谷線、こどもの国線)は終夜運転や運転時間の延長は行わず、通常の土休日ダイヤ通りの終電・初電での運転となる。
東急電鉄は12月15・16日、1月15・16日の世田谷ボロ市の開催に合わせ、各開催日に世田谷線を臨時ダイヤで運行することも発表している。開催時間の9~20時台を中心に三軒茶屋~下高井戸間の電車を増発し、通常ダイヤより運転間隔が1分半短縮される。