「無印良品」「宝塚歌劇団」などが顧客満足度1位に

サービス産業生産性協議会は9月21日、2016年度「JCSI(日本版顧客満足度指数: Japanese Customer Satisfaction Index)」第3回調査の結果を発表した。7業種(スーパーマーケット、生活用品店／ホームセンター、各種専門店、エンタテインメント、携帯電話、宅配便、生活関連サービス)における、のべ81企業もしくはブランドの満足度等を調べたもの。

スーパーは「オーケー」、専門店は「ニトリ」

スーパーマーケットは「オーケー」が6年連続で顧客満足1位。2位「ヤオコー」、3位「ベイシア」、4位「万代」、5位「西友」と続いた。生活用品店/ホームセンターは、「無印良品」が初めて顧客満足1位に。次いで2位「セリア」、3位「東急ハンズ」、4位「カインズ」、5位「ダイソー」「ホーマック」となった。各種専門店は顧客満足1位「ニトリ」、2位「IKEA」、3位「オートバックス」、4位「TSUTAYA」だった。

携帯電話は「Y!mobile」

エンタテインメントは、「宝塚歌劇団」が初の顧客満足1位に。2位「劇団四季」、3位「東京ディズニーリゾート」という結果だった。携帯電話業種は、各企業を「スマートフォン」と「ケータイ(フィーチャーフォン、ガラケー)・PHS」に分けて調査している。顧客満足1位は「Y!mobile」のPHS、2位は同じく「Y!mobile」のスマートフォンだった。

宅急便は「ヤマト運輸」、生活関連サービスは「ミュゼプラチナム」

宅配便業種は、「ヤマト運輸」が顧客満足をはじめとする全指標で8年連続1位に。2位「日本郵便」、3位「福山通運」と続く。生活関連サービスは、理美容サービスの「ミュゼプラチナム」が2年ぶりに顧客満足1位に。2位は「QBハウス」、3位は「プラージュ」だった。

JCSIは、統計的な手法による日本最大級の顧客満足度調査。今回の調査は7月6日～8月3日、2万2,118人を対象にインターネットで行われた。