ナガセ ビューティケァはこのほど、「働く女性のメイクに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は7月7日~8日、全国の20~60代の働く女性500人を対象にインターネットで実施したもの。
平日の1日あたりのメイクにかける時間について聞くと、平均で朝のメイク時間は13.0分、昼の化粧直しは1.9分、夕方の化粧直しは1.3分という結果となった。年代別に見てみると、すべての時間帯で、メイクにかける時間が最も長いのは30代となっている。
他社製品への切り替えのきっかけについて尋ねたところ、最も多い回答は「手軽で簡単なメイクアイテムが欲しい」(45.8%)だった。次いで「自分に合ったブランドを探したい」(28.8%)、「口コミでいいものを使いたくなった」(27.4%)と続く。50~60代では「品質や成分が安心できそうだから」が2位だった。
普段、こだわりを持っているアイテムについて尋ねると、「メイクアップベース(化粧下地)」(17.2%)が最多だった。年代別に見ると、20~30代は「メイクアップベース(化粧下地)」、40~60代は「口紅」がそれぞれ1位となっている。
メイクで最も仕上がりにこだわるパーツについて聞くと、半数近くが「肌」(48.6%)と回答した。年代別に見ると、「肌」を最も重視するのは40代(54.0%)、「アイメイク」を最も重視するのは20代(30.0%)となっている。
メイクをするときの気持ちについて尋ねたところ、「もっとメイクが上手になりたい」(38.4%)が最も多かった。年代別では、20・30代は「もっとメイクが上手になりたい」、40・50代では「メイクをするのは面倒」、60代では「気持ちが切り替わる(OFF→ON)」がそれぞれ1位となっている。
メイクに求める効果について尋ねると、「年相応できれいに見せたい」が55.6%と半数以上を占めた。年代別で見ても、「年相応できれいに見せたい」は、全年代で1位となっている。20代は「ツヤを出したい」(29.0%)が2位、30代~60代では「くすみを消したい」がそれぞれ2位だった。
メイクをするときに、誰の目を意識しているか聞くと、最も多い回答は「職場の同僚女性」(22.4%)だった。次いで「女性の友人」(21.0%)、「仕事上で接する社外の女性」(17.0%)、「仕事上で接する社外の男性」(14.8%)、「職場の男性上司・男性の先輩」(12.4%)の順に多かった。全体的に、男性よりも同性である女性の目を気にする傾向がうかがえる。