伊豆箱根鉄道は大雄山線開業90周年記念のファイナルイベントとして、5000系5501編成に赤とベージュの通称「赤電」の塗装を施し、10月1日から運行すると発表した。
運行初日の10月1日には、9時30から大雄山駅で記念式典を開催。式典の司会は伊豆箱根鉄道名誉宣伝部長のDJ・HAGGYさんが担当する。式典は30分程度で終わり、10時2分には復刻塗装の5501編成が同駅から出発する予定。
復刻塗装車両の運行開始に合わせ、500セット限定の記念乗車券・入場券セットも発売される。小田原~大雄山間往復券(大人・こども)と小田原駅・大雄山駅の入場券のセットで、価格は1,100円。先行発売として10月1日に大雄山駅特設ブースで販売される。その他の詳細は未定とのこと。
大雄山線は、大雄山最乗寺の参詣客の利便性を図ることなどを目的に、当時の大雄山鉄道によって1925(大正14)年10月15日に小田原(当時は仮小田原)~大雄山間で開通した。現在は日中12分間隔で電車が運転されている。