メルセデス・ベンツ日本はこのほど、「Cクラス クーペ」に「C 300 クーペ スポーツ」を追加すると発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて19日から受注受付を開始した。専用開発エンジンを搭載した受注生産モデルとなっている。
新型「Cクラス クーペ」は、アルミニウムハイブリッドボディのAピラーより後方を2ドアクーペ用に専用設計した「Cクラス」の新しいモデル。今回登場した「C 300 クーペ スポーツ」は、最高出力245PSを発揮する専用開発の2.0リットル直列4気筒ブルーダイレクトエンジンを搭載し、スポーツ性を高めた。トランスミッションは9速オートマチックの「9Gトロニック」を組み合わせ、燃費は14.4km/リットルと環境性能も優れている。
エクステリアは、フロントスポイラーリップ、ドアミラー、リアスポイラーにブラックのアクセントを追加して精悍なイメージを強調。ホイールはハイグロスブラックペイントの19インチAMGマルチスポークアルミホイールを装着する。
「Cクラス」に共通の安全装備として、「レーダーセーフティパッケージ」をはじめとする安全運転支援システムも標準装備。クルマの周囲ほぼ360度をカバーする複合的なセンサーシステムから得られたデータをもとに、先行車両、横断車両、後方車両、対向車、歩行者などを検出。これにより状況を判断して、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動でアシストする。
「C 300 クーペ スポーツ」の価格は698万円(税込)。受注生産による販売となっている。