メルセデス・ベンツ日本は「Cクラス」の高性能モデル「メルセデスAMG C 43 4MATIC」を一部改良するとともに、右ハンドル仕様を新たに設定したほか、クーペモデルを追加して19日から注文受付を開始した。発売は9月を予定している。
「メルセデスAMG C 43 4MATIC」は、メルセデスAMGが専用開発したV6エンジンと、パフォーマンス志向の四輪駆動システム「AMG 4MATIC」を備えたモデル。今回の改良では、全モデルに9速オートマティックトランスミッション「9G トロニック」を採用。多段化によるスムーズで俊敏な変速が可能となり、0-100km/h加速は0.1秒短縮された。前後トルク配分を従来の33:67から31:69へとリア側にシフトすることで、高いコーナリング性能も実現した。
また、「メルセデスAMG C 63」と同じスポーツ・ハンドリングモードを追加した3ステージESPを採用。スポーツ・ハンドリングモードではシステム介入前に一定のドリフトアングルを許容するスポーティなセッティングとなる。
モデルバリエーションには、新たにクーペを追加。「Cクラス クーペ」で初の「メルセデスAMG C 43」モデルとなる。セダンとステーションワゴンモデルには、要望の高かった右ハンドル仕様が追加された。
価格は「メルセデスAMG C 43 4MATIC」880万円、「メルセデスAMG C 43 4MATIC ステーションワゴン」952万円、「メルセデスAMG C 43 4MATIC クーペ」905万円となっている(価格はすべて税込)。