日経BPコンサルティングは3月25日、国内で使用されているブランドを消費者とビジネスパーソンが評価する「ブランド・ジャパン2016」の調査結果を発表した。対象は消費者3万6,332人と有職者2万224人(ともに18歳以上)。期間は2015年11月11日~12月6日。
BtoC編1位は「アマゾン」、BtoB編1位は「トヨタ自動車」
同調査はBtoC編とBtoB編が行われた。BtoC編では企業ブランドと製品・サービスブランド合わせて1,000ブランドを調査。ブランド価値における「総合力」の評価は、「フレンドリー(親しみ)」、「コンビニエント(便利さ)」、「アウトスタンディング(卓越性)」、「イノベーティブ(革新性)」の4指標となっている。
BtoB編では、500の企業ブランドを対象に調査。ブランド価値の「総合力」は「先見力」「人材力」「信用力」「親和力」「活力」の5指標と5つの「企業評価項目」から算出している。
コンシューマー市場における「総合力」ランキングでは、1位は前回(2015年)5位の「アマゾン」(88.4pt)だった。次いで2位は「Google」(87.2pt)、3位は「YouTube」(86.9pt)。4位は「キユーピー」(83.3pt)、5位は「トヨタ自動車」(81.9pt)となった。以降、6位「ユニクロ」(81.8pt)、7位「カップヌードル」(81.0pt)、8位「ハーゲンダッツ」(80.8pt)、9位「テレビ東京」(79.7pt)、10位「パナソニック」(79.5pt)と続いた。
ビジネス市場の1位は、前回と同様で「トヨタ自動車」(95.8pt)だった。次いで2位は「パナソニック」(87.9点)、3位は「Google」(85.4pt)。4位は「全日本空輸」(81.1pt)、5位は「ソニー」(79.2点)。以降、6位「アップル」(77.4pt)、7位「本田技研工業」(75.8pt)、8位「ソフトバンク」(75.0pt)、9位「セブン&アイ・ホールディングス」「任天堂」(ともに74.2pt)となった。