ANAはこのほど、国産キャビアの「宮崎キャビア 1983」を欧米を中心とした国際線ファーストクラス機内食で提供開始し、メディア向けの試食会を開催した。高品質なキャビアはどのような味なのだろうか。実際に食べてきたのでレポートしよう。
「宮崎キャビア 1983」は、宮崎県の水産試験場で養殖されたシロチョウザメからとれた国産キャビア。徹底的に管理されたシロチョウザメの卵を5カ月以上熟成させたもので、味、香り、余韻は多くのレストランシェフから高い評価を得てきたという。その価格は、6gで税別3,500円~。
早速キャビアを食べてみる。スプーンですくったキャビアをみて、「このひと口でいくらなんだろう」という思いが頭をよぎってしまう。恐る恐る口に運ぶと、上品な磯の香りがほんのりと広がった。舌で押しつぶすと、プチプチとはじける音とともに淡い塩味を感じる。しっかりとした粒感を味わえるのが「宮崎キャビア 1983」の特徴だ。
「宮崎キャビア 1983」は、ファーストクラス機内食のアペタイザー「鱸のマリネと帆立貝 雲丹のフリヴォリテ風 宮崎キャビア1983を添えて」というメニューで登場。なお、国産キャビアを機内食で提供するのは、国内航空会社ではANAが初とのこと。
期間は5月31日までを予定しており、ANAが運行する羽田=ロンドン線(NH211便)、羽田=フランクフルト線(NH223便)、成田=ロサンゼルス線(NH6便)、成田=サンフランシスコ線(NH8便)、成田=ワシントン線(NH2便)、成田=ニューヨーク線(NH10便、NH104便)、成田=ヒューストン線(NH174便)、成田=シカゴ線(NH12便、NH114便)、成田=シンガポール線(NH801便)で提供される。
ファーストクラスに乗れないけど、「宮崎キャビア 1983」を味わってみたい! という人は、メニューが異なるが「レストラン モナリザ 丸の内店」でも提供しているのでぜひ体験してみてほしい。また、「宮崎キャビア 1983」の専用サイトでも販売している。