JR東日本・JR東海・JR西日本・JR四国は22日、春の期間(2016年3~6月)に運転される夜行の臨時列車の概要を発表した。東京~大垣間の臨時快速「ムーンライトながら」は3月に運転。寝台特急「サンライズ瀬戸」の琴平駅への延長運転が行われ、ゴールデンウィーク期間に臨時寝台特急「サンライズ出雲91・92号」も設定される。

寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」

臨時快速「ムーンライトながら」

臨時快速「ムーンライトながら」は185系10両編成を使用し、下りは3月18~26日に東京駅23時10分発・大垣駅5時51分着(3月25・26日は大垣駅5時50分着)、上りは3月19~27日に大垣駅22時49分発・東京駅5時5分着で運転。189系6両編成の臨時快速「ムーンライト信州81号」は3月11・18・19・25日、4月28・29日と5月2・3日に新宿駅23時54分発・白馬駅5時40分着で運転される。「ムーンライトながら」「ムーンライト信州81号」ともに全車指定席のため、乗車の際は乗車券の他に指定席券も必要となる。

金刀比羅宮参拝に便利な寝台特急「サンライズ瀬戸」の延長運転も実施。東京駅3月18日発から同駅5月28日発まで、金曜日・休前日に運転される下り定期列車を琴平駅まで延長する。高松駅に7時27分に到着した後、同駅を7時54分に発車。予讃線・土讃線を走行し、途中の多度津駅・善通寺駅に停車する。琴平駅の到着時刻は、東京駅3月18~20日発の列車が翌日8時51分、東京駅3月25日発以降の列車が翌日8時52分とされた。

臨時寝台特急「サンライズ出雲91・92号」はゴールデンウィーク期間中に運転。上り「サンライズ出雲92号」は5月1・4日に出雲市駅15時33分発・岡山駅19時49分発・東京駅6時23分着、下り「サンライズ出雲91号」は5月2・5日に東京駅22時21分発・岡山駅8時48分着・出雲市駅13時7分着で運転され、285系7両編成を使用する。「今年度より新たにゴールデンウィークに合わせて合計4本設定しました。より便利な『サンライズ出雲』をぜひご利用ください」(JR西日本米子支社)とのこと。