厚生労働省はこのほど、「イクメン企業アワード2015」と「イクボスアワード2015」の受賞企業を決定した。
特別奨励賞にローソンなど3社
両アワードは、 育児を積極的に行う男性(イクメン)を応援し、男性の育児休業取得を促進する「イクメンプロジェクト」の一環として実施するもの。働きながら安心して子どもを産み育てることができる労働環境の整備推進を目的に、模範となる企業や個人を表彰している。
「イクメン企業アワード」は、 男性の仕事と育児の両立を積極的に促進し、業務改善を図る企業を表彰するもので、今年で3回目となる。今回は、グランプリに社会福祉法人桔梗会、大同生命保険の2社が決定。特別奨励賞に「コネクシオ」「東京急行電鉄」「ローソン」の3社を選定した。
「イクボスアワード」は、今回が2回目となる。部下の仕事と育児の両立を支援する管理職(イクボス)を企業などからの推薦によって募集し表彰するもので、 グランプリは丸井 取締役の大宮店長である阿部和美氏、ニフティ WEBサービス事業部 スマートデバイスサービス部の部長・長谷川晃司氏、医療法人寿芳会・芳野病院の理事長・院長である芳野元氏が選ばれた。
特別奨励賞は、ダイエー 業態開発部 執行役員 部長の伊藤秀樹氏と、オイシックス システム本部 システム部部長の普川泰如氏に決定した。
両アワードの表彰式は、10月19日に開催する「イクメン推進シンポジウム」の中で行う。シンポジウムでは、働く男性の仕事と育児の両立エピソードを発表する「イクメンスピーチ甲子園」の決勝なども実施予定とのこと。