全国町村会は9月22日~23日、「町イチ! 村イチ! 2015」を東京国際フォーラム(東京都千代田区)にて開催する。

前回のイベントの様子(特産品展示コーナー)

同企画は、全国の町村による特産品や観光資源などをアピールするイベントで、今回で3回目の開催となる。特産品の紹介・販売や郷土芸能の披露を通じて首都圏の人々の認知度を高め、交流人口の拡大・地域活性化を計っていくことを目的としている。

今回は、日本全国の3分の1以上にあたる約330の町村が参加を予定している。会場には町村自慢のグルメ、物産、ご当地キャラクターなどが登場。新鮮な果物、野菜を展示即売する「マルシェ」や、町村関係者と来場者が交流する場となる「移住・定住相談コーナー」も開設される。

物産品は、「たくみの里 塩ヨーグルト」(群馬県みなかみ町)や「三朝みすと」(鳥取県三朝町)、「オリーブオイル」(香川県小豆島町)、「六十餘州」(長崎県波佐見町)などを販売する。さらに会場には「あけびの白いミートソースパスタ」(山形県白鷹町)や「黒豆味噌ラーメン」(北海道本別町)などを味わえる「食堂コーナー」も設ける。

「たくみの里 塩ヨーグルト」(群馬県みなかみ町)

特設ステージでは、古くから伝わる郷土芸能や踊りといったパフォーマンスを披露し、ステージの間には町村のPRも行う。さらに、熊本県PRマスコットキャラクター「くまモン」も登場予定となっている。

また、会場の各所には、長野県川上村の「レタ助」や茨城県大洗町の「アライッペ」、群馬県草津町の「ゆもみちゃん」、宮城県蔵王町の「ざおうさま」など約140体のご当地キャラクターが登場。パフォーマンスを披露する。

群馬県草津町の「ゆもみちゃん」

宮城県蔵王町の「ざおうさま」

そのほか、最新の移住・定住関連情報を入手できる「移住・定住相談コーナー」や、被災地で復興に取り組む町村や団体の活動を紹介する「震災復興応援コーナー」、伝統工芸を熟練の職人が実演する「伝統工芸実演・体験コーナー」も設置する。

開催時間は、9月22日12時~19時、23日10時~17時。なお、有楽町駅前地上広場にサテライト会場も設ける。入場は無料。