マツダは27日、「アクセラ」のガソリンエンジン及びディーゼルエンジン搭載車に先進安全装備を採用したほか、ガソリンエンジン車の燃費を向上するなどの一部改良を施して発売した。
今回改良されたアクセラは、車両後方の検知システムを刷新。同社最新の安全装備である、走行中に後側方から接近する車両を検知してドライバーに知らせる「ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)」、駐車場などで後退する際に接近する車両を検知してドライバーに知らせる「リア・クロス・トラフィックアラート(RCTA)」を採用。ドライバーの危険認知支援を強化し、接触事故のリスク低減をサポートする。
また、販売台数の約半数を占めるSKYACTIV-G1.5搭載車の商品力を強化。AT(自動変速機)制御の改良により燃費が向上し、JC08モード燃費で20.6km/Lの低燃費を実現。2020年燃費基準を達成して、エコカー減税の減税率も向上した。さらに、「15S Touring」に4WD車のグレードを新たに設定している。アクセラの価格は、ガソリン車が176万400円~255万9,600円、ディーゼル車が306万7,200円(いずれも税込)