ビザ・ワールドワイドは、「お小遣いに関する調査」を実施した。調査期間は8月7日~12日、対象は妻から夫へのお小遣い制である全国の30代~50代の既婚サラリーマン1,854名と既婚女性618名。

お小遣いの希望額は平均4万8,477円

30~50代サラリーマンの昼食を含む1カ月のお小遣い金額を調査したところ、平均は3万1,091円だった。妻が妥当と考える夫のお小遣いは3万1,193円で、現在の夫のお小遣い平均とほぼ同じ額となっている。夫にお小遣いの希望額を尋ねると、平均4万8,477円で、平均額との差は1万7,386円であることがわかった。

自身の"お小遣い"について最も近いものを選んでください

夫に、自身のお小遣いについて尋ねたところ、「満足している(おおむね満足・満足しているの合計)」(47.7%)より、「不満」(52.3%)が上回った。およそ2人に1人のサラリーマンは、お小遣いに不満を感じていることが明らかになった。

夫にお小遣いの値上げ交渉を考えたことがあるか聞くと、36.5%が「実行したことはないが、考えたことがある」と回答した。実際に交渉を実施したサラリーマンは35.3%で、7割以上がお小遣いの値上げを考えたことがあることがわかった。

これまでに"お小遣い"の値上げについて交渉したことはありますか?

値上げ交渉の結果、いくら値上がりしたか尋ねたところ、平均は3,480円だった。しかし、中には値上げ交渉が裏目に出て、値上がりではなく、1万円もの値下げをされた人もいた。

給与以外の収入を得ているか聞いたところ、46.2%が副収入を得ていると回答した。主な内容は、NISAや株などの投資(18.7%)、オンラインアンケート等の回答(18.0%)、オークションやギャンブル(9.7%)などで、お小遣い値上げ交渉以外にもさまざまな面で努力をしている実情がうかがえる。

給与以外に得ている収入はありますか?