大阪市港区にある海遊館では、水槽の前で寝袋を使って宿泊して夜から朝にかけての生き物の様子を観察する「おとまりスクール」の参加者を募集している。

女性限定おとまりスクール(イメージ)

水槽の前での1泊2日の貴重な体験

水槽の前で寝袋で1泊2日し、普段みられない海の生物の様子を見られるという同企画。男女別の開催となっており、女性を対象にした「海遊館・女性限定おとまりスクール」は10月3~4日と10~11日、男性を対象にした「海遊館・男性限定おとまりスクール」は10月17~18日と24~25日の開催予定となっている。

定員は各回30名(計120名)で参加費は1名7,000円。18歳以上で寝袋を持参できる人であれば誰でも応募可能だ。応募締め切りは8月28日まで。

男性限定おとまりスクール(イメージ)

「男性限定おとまりスクール」は男性からの要望の高まりをうけて久しぶりの復活となった。「女性限定おとまりスクール」の場合は案内する海遊館の飼育員もすべて女性、「男性限定おとまりスクール」はすべて男性となっており、気兼ねなくリラックスした気持ちで夜の海の世界を堪能できる。

参加者同士のコミュニケーションも(イメージ)

1日目の受付開始は19:30~。その後、一緒に参加する人たち同士での挨拶や自己紹介をする時間も設けられている。その後、閉館後の静かな夜の海遊館を飼育係員とともに見学。水面でぷかぷか浮いて寝るラッコや親子・仲間と寄り添い眠るアシカの姿などをじっくり見ることができる。

幻想的な雰囲気の中で就寝(イメージ)

飼育係員が様々な解説をしてくれる(イメージ)

一通りの見学の後に、ジンベエザメが泳ぐ「太平洋」水槽、カマイルカが泳ぐ「タスマン海」水槽などの前で寝袋で就寝。日常とは異なる幻想的な癒やし空間のなかで眠ることができる。

翌朝は近隣のホテルシーガルてんぽーざん大阪で朝食ビュッフェをとり、その後、開館作業中の朝の館内の様子やバックヤードを見たり、25周年特別記念としてカマイルカの見学、生態の紹介などを楽しむことができる。応募方法など詳細は同館HPで確認できる。