一般社団法人 日本ビール文化研究会は8月7日、「クラフトビールに関する意識調査」の結果を発表した。調査は7月1日~14日、同社が実施している「日本ビール検定」の2012年第1回~2014年第3回の1級・2級・3級合格者793人を対象にインターネット上で行われた。
「クラフトビールを飲んだことがありますか?」という質問では、ほぼ全員が「ある」(97%)と回答。頻度に関しては国内大手5社(アサヒビール、キリンビール、サントリー、サッポロビール、オリオンビール)を週1日以上飲む人が87%に対し、クラフトビールを週1日以上飲む人は38%だった。
クラフトビールを選ぶポイントは、1位に「味」(30%)、2位に「醸造場所(地域)」(14%)が多かった。また、4位には「評判・話題性」(9%)が挙がっている。
次に、クラフトビールをどこで買うか聞くと、「スーパー」(28%)、「ビール専門店(実店舗)」が多かった。また、どこで飲むことが多いかと聞くと、「ビヤパブ/ビヤバー」(39%)と「自宅」(34%)で7割以上の回答を集めている。
「今まで何種類のクラフトビールのアイテムを飲んだことがありますか?」という質問では、4人に1人が51種類以上のクラフトビールを飲用していることが明らかになった。21種類以上飲んだことある人は、半数を超えている。
クラフトビールと国内大手5社のビールを飲むのに合うシチュエーションをそれぞれ聞いてみると、クラフトビールは「夜くつろぎながら」(29%)、「家で食事をしながら」(16%)で、国内大手5社のビールは「家で食事をしながら」(39%)、「宴会・パーティー」(14%)という回答が多かった。