イケメン評論家として本当に沢山のイケメンを見てきましたが、今回インタビュ-させてもらった3人は一般人でもありタレントでもある……本業を大切にしながら空いた時間で芸能の仕事をやっているという一粒で二度おいしい、その名も二足のわらじイケメン(笑)達。
歯医者でモデル、音楽もやっている、あきるの歯科の新井一徳さん。フリ-の非常勤獣医として色々な病院に配属、ミュ-ジシャンとしての顔も持つ獣医シャン牛田卓郎さん。イーストレッチ大手町に勤務でトレ-ナ-としてテレビにも出演する井上貴裕さん。私はタレント等、人前に出る仕事以外のイケメンは仕事上でかなり損していると思っていて、実は本当に恵まれているように見えて意外と苦労しているマイナビ世代のイケメン3人にお仕事について色々伺いました。
イケメンたちが仕事についたきっかけは?
――皆さんがお仕事についたきっかけを教えて下さい
新井さん:実は歯医者には自分自身、痛い思い出があり(笑)、高校までは文系で英語を使った仕事か芸能関係の仕事をしたいと思っていました。実家が歯科で、歯科大に必ず合格するから好きな事をやらせてくれと一時期養成所にも入りましたが、今は歯医者を本業にしています。最終的には父のあとをつぐ為、群馬の前橋にいくつもりなのですが、現在はあきるの市に仲のいい先生が独立しているので、お世話になっております。
牛田さん:父が生物学者だったので、その背中を見て動物好きではありましたが、もともと獣医をやる気はなかったんです。高校の先生に相談して決めました。父の大学で豚を見たりしていたので、最初は畜産系の医者になるつもりでした。現在は小動物系の獣医をやっています。
井上さん:僕は以前、バスケットをやって膝のケガをしたんです。その時お世話になったトレーナーさんがきっかけで、こういう仕事もあるんだなぁと。スポ-ツ好きで体を使うのが好きだったので……。現在はパーソナルトレーナーとしてストレッチや加圧を担当しています。
――仕事でいつも気をつけている事は何ですか
新井さん:子供から大人までその人に合わせて保険から自費と幅広い治療ができ地域に密着した治療をしていきたいく、とにかく丁寧な説明を心がけています。他病院からくる患者さん、転院してしまう患者さんにも、とにかく症状や治し方等、時間をかけてお話しています。それが次の治療に繋がると思っています。
牛田さん:飼い主と雇い主が自分に何をしてほしいか、どうしたら自分が役にたつかを目指しています。患者さんは院長に見てほしくて病院を選んでいると思っているので、治療の方法等を提案はしますが、自分が何をしたいかではなく、その医院の院長の性格ややり方、方針にそぐわない事はしないようにしています。
井上さん:お客様との距離が近いので身だしなみには気をつけています。トレーニングはきついものだからお客様に楽しんで頂けるよう心がけています。楽しんでもらえれば必ず結果がついてくると思っています。お客様の小さな変化に気付く事が大切です。
親不知をプレゼント……!?
――イケメンで得した事教えてください。とっても、もてると思いますが患者さんやお客様から告白された事なんてあったりしますか?
新井さん:得したか、わかりませんが、患者さんから親不知の歯を封筒に入れて自宅に送られてきた事があります。又、患者さんから出待ちをされマグカップと手紙をもらった事もあります。どちらかというと若いという事でデメリットが多いです。
牛田さん:単純に顔で個体識別をされています(笑)。電話で名前ではなくイケメンに変わってくれといわれる事も多いです。子供、特に女子からは人気あります(笑)。患者さんからは頂き物の中にお手紙が入っていた事がありました。
井上さん:それが原因かどうかは解らないですが前の会社ではずっと売り上げずっと1位でした。現在の会社でも1日3~6人、大体30~40人のお客様を受け持っています。予約の事で直接やりとりする事が多く飲みのお誘いは頂いた事があります。
※親不知はともかく、やはりイケメンは得なのか…!? 後編では、イケメンだったために仕事で損したことを伺います。
沖直実
ラジオパ-ソナリテイ-と司会をやりながら、2004年からイケメン評論家として「沖直実のいい男祭り」というイケメント-クイベントを開催。キャスティング、プロデュ-ス、司会をしており、城田優くん、斎藤工くんも出演。他、イケメンに関しての情報番組でコメント、イケメンキャスティング、オ-ディションの審査員等活躍している。