Q. 仕事で同僚と差をつけるために、普段行っていることはありますか?

少しでも認められたい、他の人より先に行きたい……そういう競争心がやる気となり、仕事へのモチベーションが上がる場合もある。今回はマイナビニュース会員のうち男女300名に、 仕事で同僚と差をつけるために普段行っていることはあるか尋ねた。

Q.仕事で同僚と差をつけるために、普段行っていることはありますか?

はい 9.7%
いいえ 90.3%

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)その内容を教えてください

■とにかく勉強だ!
・「資格取得等」(23歳女性/その他/事務系専門職)
・「英語の勉強」(32歳男性/電機/技術職)
・「ISOの勉強」(35歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「セミナー参加」(35歳女性/医療・福祉/専門職)
・「デザインのためにインプット」(45歳女性/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)
・「専門書を読む」(48歳男性/建設・土木/技術職)
・「お昼休みは勉強することにしている」(23歳女性/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)

■仕事の心構えが違う
・「依頼には迅速に対応する」(32歳女性/金融・証券/営業職)
・「気になることはその日のうちに調べる」(42歳女性/不動産/事務系専門職)
・「言われたこと以上のことをするようにしている」(31歳男性/運輸・倉庫/技術職)
・「仕事でわからない事があればその都度先輩や上司に尋ねる」(22歳男性/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「部署内総務になっている、なんでも面倒ごとをこなそうとしている」(23歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「少し、早めに出勤して仕事にとりかかっていることくらい」(30歳男性/学校・教育関連/専門職)

■コミュ力で勝負
・「気遣い」(29歳女性/商社・卸/営業職)
・「他社の人との情報交換」(29歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「査定をする人にうまくアピール」(28歳女性/情報・IT/経営・コンサルタント系)
・「手書きの年賀状、メール下部に個別のメッセージを入れる」(36歳男性/機械・精密機器/営業職)
・「まずは上司の出世が先と思っている、上司には仕えるという気持ちが同僚より強い」(43歳男性/その他/事務系専門職)

■こんなところからもコツコツと
・「小さいノートにまとめて持ち歩く」(22歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
・「重要な事項を提案をするときには、必ず自分用の想定問答集を作る……想定問答集を作ると提案の不備なところが非常によくわかるので,提案の完成度が高くなる」(50歳以上男性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「しっかり寝て仕事中は頭がフル回転できるように努めています」(30歳女性/通信/事務系専門職)

■総評
仕事で同僚と差をつけるために普段から行っていることが「ある」という人は9.7%と、1割に満たない結果となった。差をつけるというと聞こえは良くないかもしれないが、行っていることはどれも素晴らしいことだらけだった。意識的なこの1割の人たちの実践を順に見ていこう

まずはとにかく「勉強している」という声が目立った。英語、ISO、資格取得などのために日々頑張っているようだ。中には「お昼休みに勉強することにしている」という人もいた。自身のキャリアアップにもつながるし、周囲にも認められて、一石二鳥だ。

日々の業務の中で、差をつけようと心がけている人もいるようだ。「言われた以上のことをする」「気になったらすぐ調べる」「依頼には迅速に対応」「面倒ごとも引き受ける」など、小さいことのようだが、大きな差になりそうだ。「朝早く出勤」して、時間的に他と差をつけているという頑張り屋さんもいた。

「査定をする人にアピールする」「気遣いを怠らない」「メールに個別のメッセージを添える」など、気配りを努力しているという声もあった。手書きの年賀状を送っている人や、「上司にしっかり仕えるという気持ちが強い」という忠誠心の強い人も。相手も人間、思われて悪い気はしないだろう。

周囲に認められる方法は一つではないし、自分なりに頑張れることはいろいろあるはずだ。同僚と差をつけたい、という気持ちは仕事に前向きな証拠。さまざまな努力、ぜひ参考にしよう。

調査時期: 2015年7月8日~7月12日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性145名 女性155名 合計300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート