コスメデック・アイはこのほど、サイファが発行する東京OL向けフリーペーパー「Tokyo Beauty-Media gloss」と共同で、女性限定のトレンドメイクに関する意識調査の結果を発表した。調査は6月、東京及び首都圏に住む20~34歳の同誌会員594名を対象に行われた。
メイクは「バッチリ」よりも「ちょい抜け」が人気
同一人物に「抜け感メイク」「ちょい抜けメイク」「囲いメイク」の3種類のメイクを施し、どのメイクが一番好きか尋ねたところ、「ちょい抜けメイク(46%)」がトップとなった。次点は「抜け感メイク(39%)」で、従来型の「囲いメイク」を好む人は、わずか15%だった。年代別では、いずれも「ちょい抜けメイク」がトップだったが、その割合が最も高かったのは20~24歳で49%だった。
それぞれのメイクに対する印象について尋ねると、「抜け感メイク」については「メイクしている感じがあまりしない」(23歳)、「朝、さわやか、清潔感」(34歳)、「優しいナチュラルな感じ」(31歳)、「一番近づきやすい」(22歳)といった声。「ちょい抜けメイク」に関しては、「目の横幅が広がり、目が自然に大きく見える」(23歳)、「多様なシーンにOK」(26歳)、「知的お色気姉さんメイク」(28歳)、「程よい大人っぽさ」(23歳)、「ふわっとしてて一番いいかな?」(26歳)とのこと。
そして「囲いメイク」については、「少し頑張りすぎてるので、本気合コンとかにはよさそう」(23歳)、「おフェロ系」(21歳)、「クールビューティー」(28歳)、「異性を狙っている感じ」(34歳)、「大切な人にだけ見せたい勝負メイク。彼を悩殺できそうな印象」(27歳)といった意見だった。
「ちょい抜けメイク」は、どんなシーンでもOK!
次に、3種類のメイクは、それぞれどんなシーンに合うと思うか聞いたところ、「抜け感メイク」が合うのは「仕事・通学」や「休日のプライベートタイム」といったシーンで、異性や友人と会う場合には好まれないことがわかった。反対に、「囲いメイク」は仕事や通学、プライベートタイムには向いておらず、「本気で臨む合コン」や「デート」、「女友達との遊び」に合うとのこと。
一方、囲いと抜け感の中間にある「ちょい抜けメイク」は、「異性とのデート」を筆頭に「女子会」や「仕事・通学」など、バランスよく好まれる傾向に。本気の合コンでは「囲いメイク」、仕事やプライベートでは「抜け感メイク」、そして、どんなシーンでも合うのが「ちょい抜けメイク」という結果となった。