パソコンやプリンター、テレビ、ゲーム、オーディオ、電子レンジ、スマートフォンの充電器、電話機……電源確保のため、節電のため、家庭内で電源タップが活躍するシーンは多いと思いますが、床に置くとケーブルがごちゃごちゃしがち。ならば壁に掛けたいな……と思っても、フックのネジ位置をきちんと決めるのは意外と難しいものです。ここでは、メジャーを使わずに正確に壁掛けのフック位置を決める裏技を紹介します。

ポイントはマスキングテープ

用意するものはドライバーと木ねじ、キリ、油性マジック、そしてマスキングテープです。

ドライバーと木ねじ、キリ、油性マジック、そしてマスキングテープを用意します

電源タップの裏側を上にして、マスキングテープを (フック用の穴にまたがるように) 貼ります。

電源タップを裏側にして……

フック用の穴にまたがるようにマスキングテープを貼ります

続いてマスキングテープの上から、油性マジックで穴の中央部分に印をつけます。

油性マジックでフックの穴の中央部分に印をつけます

マスキングテープをはがし、壁や棚板など、電源タップを固定したい場所にマスキングテープを貼り付けます。

マスキングテープをはがし、電源タップを設置する場所にマスキングテープを貼ります

マジックでつけた印の部分2カ所にキリなどで下穴をあけ、ドライバーでネジを留めます。

印の部分にキリなどで穴をあけて……

フックとなるネジをドライバーで2カ所ねじ込みます

すると、電源タップにピッタリのフックができました。

フックとなるネジをドライバーでねじ込みます

これまで何度か失敗していたら、ぜひオススメの方法です。

伸縮性がほとんどなく、のりが残りにくいマスキングテープならではの活用法です。この方法は電源タップのほかにも、壁掛けアイテムで使えますので試してみてください。

昔は塗装の際に使われていたマスキングテープですが、今ではすっかりおしゃれになって女子のアクセサリー作りの人気アイテムになるなど、活躍の場が広がっています。

執筆:Ulasam
手工芸、民族音楽を愛するギャラリー&ショップ店主。「モットーは創意工夫」ということで、日夜、DIYやハンドメイドの情報収集と実践に明け暮れる日々。実は調理師の資格も持ち、料理の腕前もかなりのもの。

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