夫が「ゴミ捨てはオレがやるよ! 」と言ってくれたのでお願いしたら、なぜか玄関でボーっと待っている……。え、ゴミを集めるのは私がやるってこと!? ゴミ捨てって、ゴミ袋を外に出すだけじゃないんですけどっ(怒)。今回はマイナビニュース会員の既婚女性150名に、結婚生活に「疲れた」と思うことがあるか聞いてみた。
Q.結婚生活に「疲れた」と思うことはありますか?
はい 34.0%
いいえ 66.0%
Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)それはどうしてですか? どんなところに「疲れた」と思いますか?
■家事と育児にクタクタ
・「毎日家事をやらなくてはいけないこと」(34歳/商社・卸/事務系専門職)
・「まだ家事が慣れていないのでその分疲れる」(30歳/金融・証券/事務系専門職)
・「食事は私が全て用意しなくてはならないところ」(34歳/商社・卸/事務系専門職)
・「自分ひとりなら料理など手抜きできるけど、夫の分もあると手抜きしにくい」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「家事をやる割合が多いと、不公平に感じて疲れる」(30歳/電機/事務系専門職)
・「子育て、家事、全て自分がやっていること。旦那は帰ってきたらリビングに寝っころがるだけ……」(29歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「年数がたってくると毎日のくりかえしが疲れる。特に食事の準備」(46歳/主婦)
・「結婚生活というより、子供を育てることに疲れていると感じる」(27歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)
■仕事と家庭の両立
・「仕事と家庭の両立が大変」(39歳/学校・教育関連/教員)
・「同じような労働時間なのに、家事はほとんど妻側の負担だから」(50歳以上/電力・ガス・石油/事務系専門職)
・「子育て、家事プラス仕事も加わることになるので、自分の自由がないなと思うとき」(31歳/小売店/販売職・サービス系)
・「家事や育児で自分ばかり負担が増えているけれど、フルタイムで長時間残業で働いているので利点がわからないときがある」(30歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「私は仕事をしたいのに、家事も要求され、仕事も家事も中途半端になる自分につかれる」(28歳/商社・卸/営業職)
■余裕がない!!
・「毎日忙しくしている時」(26歳/学校・教育関連/専門職)
・「生活苦です」(49歳/主婦)
・「自分自身が疲れていて余裕のないとき」(29歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「家事しかしてない!自由がほしいし、旅行に行きたい」(31歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
■夫とのアレコレ
・「夫の面倒をみている気分になった時」(34歳/その他/その他)
・「男はやっぱり子供のままであること」(33歳/小売店/販売職・サービス系)
・「家事を全く手伝ってくれないとき」(28歳/運輸・倉庫/営業職)
・「夫と趣味が合わず、合わせるのに疲れる」(50歳以上/主婦)
・「いつも一緒で精神的に疲れるときがある」(28歳/ソフトウェア/技術職)
・「夫婦ケンカしていっぱい泣いた時は疲れたと思う。冷静になると自分が悪かったと思うことが多い」(30歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)
・「旦那が家事や育児を手伝わずに携帯をいじったり漫画を読んだりして、自分ばかり楽しそうにしているのを見たとき」(25歳/印刷・紙パルプ/営業職)
■自由がほしい
・「自由がほしい」(28歳/情報・IT/営業職)
・「たまには一人で過ごしたい」(30歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「自分の好きに出歩く経済的、時間的都合がつかない」(38歳/医療・福祉/専門職)
・「自分の思い通りにいかない時がある」(50歳以上/その他/販売職・サービス系)
■親との関係
・「お互いの実家との付き合い」(32歳/医薬品・化粧品/営業職)
・「夫婦のことよりも親のことかな」(50歳以上/商社・卸/販売職・サービス系)
・「夫の非常識な両親に夫が似てきたところに疲れる」(31歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
■その他
・「グズでなかなか前に進めないことなど」(47歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)
・「毎日が退屈すぎる」(27歳/小売店/営業職)
・「夫が単身赴任しているので、お互いに行き来していて体力を使うこと」(32歳/電力・ガス・石油/技術職)
■総評
結婚生活に「疲れた」と感じている女性は34.0%。男性に比べて、やや高めの結果だった。理由の第一位は「家事が大変!!」というもの。特に「食事の支度」や「育児」については毎日のことなので、悲鳴をあげている人が多かった。さらに、共働き世帯の場合は「仕事と家庭の両立」が大きな問題となってくる。家事や育児はどうしても女性側の負担が重くなりがちで、不平等に感じている人が少なくないようだ。
また、男性版アンケートに負けず、妻からは夫への怒りが噴出した。目立ったのは「夫の面倒をみている気分」「男はやっぱり子供のまま」という意見。夫は"一番大きな子ども"だと割り切り、温かい目で見守ってあげられればいいのだが、忙しく駆け回る妻の傍らで「携帯をいじったり漫画を読んだり」、「帰ってきたらリビングに寝っころがるだけ」という姿を目の当たりにすれば……優しい"母"でいるのも難しくなる。
このほか「自由がない」ことを嘆く人もいた。女性は男性ほど"一人の時間"を重要視している訳ではなさそうだが、家事と育児と仕事の連続に息抜きが必要なのかもしれない。平和な結婚生活を送るためにも、適度なリフレッシュは不可欠。夫にイライラをぶつけないよう、日頃からガス抜きを心がけておこう。
調査時期:2015年4月6日~2015年4月26日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:女性150名
調査方法:インターネットログイン式アンケート
※写真と本文は関係ありません