讃岐うどん店チェーン「丸亀製麺」を運営するトリドールは14日、2015年3月期(2014年4月1日~2015年3月31日)の連結決算を発表した。それによると、純利益は19億8,200万円の黒字となり、黒字額は前期比103.3%増と2倍超に拡大した。

売上収益は同11.5%増の872億9,400万円と過去最高を更新。営業利益は同57.9%増の41億7,500万円、税引前利益は同52.2%増の36億1,400万円となった。

2015年3月期の連結業績(2014年4月1日~2015年3月31日)(出典:トリドールWebサイト)

「丸亀製麺」では、16店舗を出店、11店舗を閉店し、年度末の営業店舗数は779店舗。売上収益は同8.9%増の771億8,300万円、セグメント利益は同12.2%増の112億9,000万円となった。

2016年3月期(2015年4月1日~2016年3月31日)の連結業績予想は、売上高が同5.6%増の921億9,700万円、営業利益が同25.9%増の52億5,500万円、税引前利益が同43.1%増の51億7,300万円、純利益が同46.7%増の29億800万円を見込んでいる。次期の出店数は、国内25店舗、海外60店舗(うち、FC等49店舗)を計画しており、今後の成長の機会点を海外に転換していくという。