愛媛県松山市とJR四国はこのほど、「連携・協力に関する協定」を締結することで合意したと発表した。5月15日に松山駅で開く記念式典で協定書にサインするという。
松山市とJR四国は、広島地域との連携による瀬戸内をテーマとした新たな観光動向の創出などを図る「瀬戸内・松山構想」実現による交流人口の拡大を目的に、2012年4月に協力を締結。相互に連携と協力を図りながら、誘客プロモーションや松山観光の魅力強化に取り組んできた。
今回の協定は、「瀬戸内・松山」構想の定着と新たなテーマ型観光施策の共同実施による交流人口の拡大を目的に、いっそうの連携と協力を図るため締結。2017年春に実施される四国デスティネーションキャンペーンも視野に入れつつ、さまざまな施策を展開する。
記念式典は5月15日10時から約20分間、松山駅1番のりばにて開催。主催者や来賓挨拶に続き、「松山市・JR四国の連携・協力に関する協定」協定書の披露と署名を行う。 協定による取組みの一環として、同日から松山駅ホーム到着メロディーを「春や昔」に変更。記念式典の最後に「春や昔」の案内板除幕式を行うという。