東京ディズニーシー(千葉県浦安市)で20日、全面リニューアルした「マーメイドラグーンシアター」で4月24日から上演される新ミュージカルショー「キング・トリトンのコンサート」のプレスプレビューが行われ、報道陣にお披露目された。
全面リニューアルにより、ステージや照明など舞台装置が一新した「マーメイドラグーンシアター」。客席の周囲に映像を映し出すスクリーンも登場した新シアターでは、映画『リトル・マーメイド』の世界を舞台にしたミュージカルショー「キング・トリトンのコンサート」を4月24日から上演する。
プレスプレビューには、キャンペーンで募集した300組600人のゲストも参加。トリトン王がアリエル、フランダー、セバスチャンたちと開催する音楽コンサートをテーマに、歌や音楽、ダイナミックなパフォーマンスで表現する海底の世界を楽しんだ。
ショーはタツノオトシゴが奏でるファンファーレで幕を開け、トリトン王がコンサートの始まりを宣言。早速、セバスチャンと6人の姉たちによる演奏が始まった。ところが、貝殻の中にいるはずのアリエルがいないことがわかると、トリトン王は激怒。アリエルを見つけると、コンサートにアリエルが憧れている人間たちも招待していることを伝える。
大喜びのアリエルはコンサートホールに戻って「すごい!」「こんにちは!」と興奮気味にあいさつし、会場の空間を360度自由に泳ぎ回りながら美しい歌声を披露。そして、アリエルの歌を中心に、セバスチャンやフランダー、6人の姉たちで「歌の力」「アンダー・ザ・シー」を演奏し、ゲストも手拍子で参加した。アリエルは「夢のようなコンサートよ!」と感激し、トリトン王も「なんて素晴らしいコンサートだ」と大満足。会場からは大きな拍手が沸き起こった。
「マーメイドラグーンシアター」では、グランドオープンした2001年9月4日よりミュージカルショー「アンダー・ザ・シー」を上演してきたが、昨年4月6日に公演終了。リニューアルに向け、翌日よりシアターをクローズしていた。総投資額は約40億円。
公演場所:マーメイドラグーンシアター
定員:700人
所要時間:約14分
実施時間:一時の時間を除き連続公演