手頃な価格でデザイン性の高いホームファニッシングを提供するイケア。同社はこのほど、1990年代に発売開始したロングセラーのキッチンウェア「IKEA365+」シリーズをリニューアルした。

キッチンウェア「IKEA365+」シリーズを発売

同シリーズは名前のとおり、365日毎日使える耐久性と多用途性が特徴だ。ラインナップは食器からカトラリー、鍋、包丁、ファブリックまで幅広い。いずれも余計な装飾のないシンプルなデザインで、ふだんの食卓からパーティーまでマルチに使うことができる。このレポートでは、オススメの使い方などを紹介する。

どんなシーンでも使えるディナーウェア

ディナーウェアシリーズは、料理を引き立てるシンプルなデザインがポイント。北欧モダンとイギリスの伝統的なスタイルからインスピレーションを受けているという。

リニューアルは、「現代の食事スタイル」の分析結果を元に実施されたもの。家族全員がダイニングテーブルに座って食事をするかつてのスタイルから、自由な場所で食事をとる現代のスタイルに合わせデザインをアレンジしたのだそう。例えば「深皿/ボウル」は握りやすい大きさと深さが特徴。ソファに座ってテレビを見ながら食事をするというシーンにも対応している。

普段使いにもGOOD

白い食器は食材を引き立てる上、シチュエーションを選ばない点が強みだ。ナプキン、カトラリーなどのアイテムと組み合わせれば、華やかなパーティーテーブルを作り出せる。

耐久性も優れているので、普段使いにもバッチリ。ぜひともヘビーローテーションで使って欲しい。カラフェにハーブ&レモン水、丈の低いグラスにジャムを入れてテーブルに出せば、洋画のようなおしゃれな朝食を演出できそうだ。

カラフェとグラス(IKEA船橋展示)

20センチメートルのプレートが299円(税込み)と、とにかく安いので、気軽に買い足しできる。また、食器やグラスはスタッキング可能となっており、都会の狭いキッチンでも収納しやすくなっている。

収納しやすい調理器具

鍋というと、取っ手や蓋がじゃまになって収納しづらいという不満を持っている人も多いだろう。同シリーズはハンドルが高い位置に設定されており、重ねて収納できるようになっている。

鍋もリニューアル

鍋底は約5ミリメートルと厚めに設計することで、食材がこびりつきにくくなっている。蓋を閉めれば、食材の旨味を閉じ込める無水調理も可能だ。

鍋を買ったらぜひとも試して欲しいのが「オーブン調理」。この鍋は、コンロにかけて食材に軽く焼き目を付けた後、鍋ごとオーブンに入れじっくり加熱するという使い方ができる。ローストビーフなどのハードルが高い料理も、簡単かつ洗い物を少なく仕上げられる。

取っ手は人が乗っても壊れないレベルの耐久性を誇るため、毎日ガンガン使うことができる。さらに、15年間の品質保証付きなので、壊れても現品とレシートがあれば交換してもらえるという。

取っ手に乗っても壊れない耐久性(IKEA船橋でのデモンストレーション)

価格はフタ付きの3リットルタイプで2,999円(税込み)と、財布に優しい設定だ。ラインナップは深鍋のほか、ソテーパンやソースパン、フライパンなど非常に充実している。選択肢が幅広いので、家族構成やライフスタイルに合わせたアイテムを選ぶと良いだろう。