インテージはこのほど、同社ネットモニター「キューモニター」のうち、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県在住の20~59歳のビジネスパーソン男性800名(各年代200名)を対象に、「男性の美容意識」に関する調査を実施し結果を発表した。調査期間は2月25日~27日。
男性4割が、自分は「実年齢より若く見える」と回答
調査ではまず、自分の見た目年齢をどう思っているか聞いたところ、実に4割もの男性が「実年齢より若く、年下に見える(39.9%)」と思っていることがわかった。
スキンケア・ヘアケアに関心のある男性、57.3%
続いて、どのくらいの人が、見た目を左右するスキンケア・ヘアケアに関心があるのか調べた結果、「ある(15.9%)」「どちらかといえばある(41.4%)」と、およそ6割が「ある」と回答。自分の外見やお肌で気になっていることを尋ねたところ、「白髪」「乾燥・かさつき」をはじめ、「テカリ・べたつき」「薄毛」「肌のハリ・たるみ」といった項目が上位となった。
しかしながら、実際に対処している人は少なく、対処しない理由もあわせて聞いたところ、「そこまでの必要性を感じない」「お金がかかる」「対処法がわからない」といった理由が並んだ。
20代男性4割が「化粧水」を使用
次に、日頃どのようなヘアケア・スキンケア商品を使用しているのか尋ねたところ、「洗顔料(46.4%)」が断トツ1位だった。そのほかでは、「化粧水(25.8%)」「スタイリング剤(23.3%)」「乳液・クリームなど(22.9%)」「リップクリーム(21.4%)」が上位となった。一方、なにも「使用している商品はない」という人も25.6%いることがわかった。年代別では「化粧水」の使用率が若い年代ほど高く、20代では40.5%という結果に。男性のスキンケアでも「化粧水」は必需品となりつつあることが伺えた。
最後に、商品を選ぶ際に最も重視するポイントを尋ねたところ、最も多かった回答は「効果があること(59.8%)」で、次いで、「自分の肌に合っていること(52.2%)」、「価格が安いこと(40.2%)」、「信頼しているブランド、あるいはメーカーであること(32.5%)」と続いた。