通販カタログのニッセンが運営するプレゼント・懸賞サイト「nissen もらえるネット」はこのほど、同サイト会員の女性442名を対象に実施した「手抜きに関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は2月18日~25日。

仕事・家事・育児の両立が「大変ではない」人、3.8%

「仕事と家事・育児を両立することで一番大変だと思うこと」

「仕事と家事・育児を両立することで一番大変だと思うことはなんですか?」と質問したところ、最多回答は断トツで「時間の使い方(38.6%)」だった。次いで「パートナーの理解(13.7%)」や「職場での育児への理解(10.1%)」と続き、周囲の理解が乏しいと感じている人も多いことがわかった。一方で「大変に思うことはない」と答えた人はわずか3.8%にとどまり、多くの女性が仕事と家事・育児を両立することに大変さを感じていることが伺える結果となった。

4人に1人が、「やりたくない家事育児はない」と回答

「家事育児を両立することで出来ればやりたくないこと」

続いて、「家事育児を両立することでできればやりたくないこと」を教えてもらった結果、「掃除(41.7%)」や「料理(32.8%)」と回答した人が多かった。一方で、4人に1人が「やりたくないことはない(24.6%)」と回答していることから、仕事と家事・育児を両立していても面倒と思うことが無いという人も多くいることがわかった。

手抜きするなら「掃除・料理・洗濯」

「仕事と家事・育児を両立する上での手抜きについて」

次に、「仕事と家事・育児を両立する上で手抜きをしていると感じることはありますか?」と聞いたところ、85.8%もの人が「ある」と回答。具体的にどのようなことを手抜きしているのか尋ねると、「掃除(78.2%)」が最も多く、次いで「料理(63.3%)」「洗濯(12.7%)」という結果に。「仕事(4.4%)」や、「子どもの学校行事(6.0%)」「子どもの送り迎え(4.7%)」「子ども の習い事のサポート(3.5%)」といった育児面に関して手抜きをしているという人は少なく、仕事・育児・家事の中では、圧倒的に家事面で手抜きをしている人が多いことが明らかとなった。

回答者のうち、すでに子どもが成人した人からは、「両立とか難しいことを考えないで、自然に気楽にやることだと思います」(40代 女性)、「継続は力なり、疲れた時は家族に正直に気持ちを伝える」(60代以上 女性)、「思い切って休みを取る。結果は大して変わらない」(50代 女性)、「育児だけは大切に、時が過ぎれば自分の時間はたくさんできます」(50代 女性)など、家事は気負いすぎず手抜きをして、育児は手抜きせずに取り組むという姿勢が大事だというアドバイスの数々が寄せられた。