サニーヘルスは、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて調査レポート「ココナッツオイル人気の次はココナッツウォーターを取り入れる人続出中! 」を公開した。
ココナッツオイルはテレビや雑誌で取り上げられる機会が増えたことから、一般認知度が高まり、普通のスーパーでも見かけられるようになってきた。そして今度は、同じくココナッツを使った「ココナッツウォーター」も広まり始めているという。
ココナッツウォーターは、成熟していない緑色のココナッツの果実の中に含まれている透明な液体で、東南アジアやハワイなどココナッツのとれる場所では昔から親しまれてきた。「ココナッツジュース」とは呼び方が異なるだけで、同一のものとなる。
ココナッツウォーターは、メーカーにより多少の差はあるが、100mlあたり15kcal前後と低カロリー。そして、マグネシウム、カルシウム、カリウム、ナトリウムなど、スポーツドリンクでおなじみの「電解質」を多く含む。電解質は5大栄養素の中ではミネラルに分類される。また、人間の体液に近い浸透圧のため体に吸収されやすく、"天然のスポーツドリンク"と呼ばれるほど。美容目的だけでなく、実際にスポーツドリンクとして利用する人も多くいるという。
ミネラルの中でもカリウムが豊富に含まれ、その量は100mlあたり約200mgとバナナ1本分に相当する。カリウムには、心臓機能や筋肉機能を調整し、体内の塩分濃度を整えて余計な水分を体外に排出する働きがあるため、むくみの解消に役立つという。
また、エネルギー代謝に関わり、不足すると太りやすくなってしまうマグネシウム、ダイエット中に不足しがちなカルシウムも多く含まれる。これらを一緒に摂取することで、イライラ防止や集中力を高めるなど相乗効果が得られるという。
ココナッツウォーターの飲み方
ココナッツウォーターは、体に吸収されやすいため体の回復効果が高く、入浴後や運動後、夏場など汗をかいた時に水分やミネラルの補給をすることができる。特に夏場は熱中症の予防に適しているという。ただし体を冷やす作用があるため、冷え性の人や、冬場はあまり積極的には飲まないほうが良いとのこと。
また、メーカーによって製法に違いがあり、100%ココナッツウォーターだけのものから、糖分やビタミン、フルーツのジュースなどが添加されているものまである。後者はそのままでも飲みやすいが、糖分が気になる人や、できるだけヘルシーに取り入れたいという人は、無添加のココナッツウォーターを選ぶのが良いという。
無添加のものが飲みにくいと感じる場合は、スムージーに使ったり、カレーを作る時に水の替わりに使うと無理なく取り入れることができる。購入場所は、大型スーパーや輸入食品店、ネット通販などとなり、「自分の好みや用途に合った商品を探してみてくださいね」と同社。