リサーチバンクはこのほど、「バレンタインデーに関する調査」を実施、結果を公表した。
同調査は1月22日~25日、キーワードをバレンタインデー、チョコレート、プレゼントとし、20歳から59歳の女性を対象者に実施。有効回答は1,000件だった。
今年のバレンタインデー、67%が「チョコを用意する」
20歳から59歳の女性に対し、今年のバレンタインデーにチョコを用意するか尋ねたところ、67%が何らかのチョコを用意すると回答。「本命チョコ」は36%が、「義理チョコ」は41%が用意すると答えている。昨今話題になっている「自分チョコ」は19%が用意すると回答した。
「本命チョコ」を用意する人に対し、購入予算を尋ねたところ、「1,000円から2,000円未満」が41%でもっとも多い結果になった。
ホワイトデーのお返し、54%が「期待しない」
「本命チョコ」を用意する人に対し、チョコ以外のプレゼントの用意について聞いた。51%は「チョコ以外は用意しない」と回答した。用意する人は「手料理」「洋服・ファッション小物」「手紙・メッセージカード」が上位に挙がっている。
「本命チョコ」を用意する人に対し、ホワイトデーのお返しに期待しているかについては、54%が「期待しない」と回答した。年齢が上がるにつれ「期待しない」人が増える傾向となった。
「義理チョコ」を用意する人の、1つあたりの購入予算は、「500円から1,000円未満」が45%で最多となった。「義理チョコ」を用意する人の87%が「1,000円未満」で用意する予定でいることがわかった。0405
「義理チョコ」のお返しは、66%が「期待しない」
「義理チョコ」を用意する人に対し、渡す相手について尋ねたところ、「父親」が44%でもっとも多かった。
「義理チョコ」を用意する人に対し、ホワイトデーのお返しに期待しているか尋ねたところ、66%が「期待しない」と回答した。「本命チョコ」のお返しと同様に、年代が上がるにつれ「期待しない」人が増えている。
自分チョコを用意する人に対し、ひとつあたりの購入予算を尋ねたところ、「500円から1,000円未満」(36%)、「1,000円から2,000円未満」(32%)が上位になり、義理チョコより自分チョコの方がお金をかけられていることがわかる。
バレンタインデー、2割以上が「自分には関わりのない行事」
20歳から59歳の女性に対し、バレンタインデーはどんな日か尋ねたところ、36%が「配偶者や彼に愛や感謝を伝える日」と答えた。続いて「自分には関わりのない行事」(23%)、「お世話になっている人に感謝を伝える日」(21%)という結果になった。
バレンタインデーにまつわる思い出やエピソードなどについては、「今は面倒くさい行事になってしまったのですが、小学生の時にこの習慣を知って初めてプレゼントしたのが父親でした。良い思い出になっています」(山口県:50代女性)、「幼稚園と小学生の息子は毎年この日を楽しみにしています。女の子のお友達からもらった義理チョコでも、無邪気によろこんで毎年記念撮影をしてから食べています」(福岡県:30代女性)。
「社内の女子たち(私も)は日頃お世話になっている方へ日頃の感謝を伝える大切なチャンスと捉えており、バレンタインデーの時は職場でチョコの話題で盛り上がるひとときが恒例行事になっています」(神奈川県:50代女性)、「毎年バレンタインチョコを贈ってきた息子にもう今度からは要らないよ、と言われてほろ苦い思いをすることになった去年のバレンタイン。母の失恋です」(埼玉県:50代女性)などの声が寄せられている。