腹筋を鍛えるサイクリング式体幹トレーニング - 間違った筋トレを正す

整体師の大山奏です。2015年がスタートしてから、あっという間に時間が過ぎています。皆さんは、よいスタートをきられましたか? これからの時期は、雨や雪などでロードワークが難しくなります。そんなときに試してほしいお勧めの筋トレがあります。

今回は、有酸素運動＋体幹が鍛えられるトレーニングをご紹介します。

あおむけで寝て膝を立て、頭の後ろで両手を組んだ状態からスタートします。サイクリング運動をしながら、上半身を浮かせて左右にひねります。

脚を曲げ伸ばししながら、上半身を左右に

最初の姿勢からまず、おへそを見るように上半身を丸めながら起こします。肩甲骨が浮くくらいまで持ち上げられればOKです。上半身を持ち上げたら、両脚を一度伸ばしたまま持ち上げ、V字腹筋のようにします。

一定のテンポで自転車をこぐように脚を曲げ伸ばししながら、上半身を左右にひねっていきましょう。ひねるときには、なるべく肘が内側に寄ってしまわないように注意が必要です。

身体の動きが小さくなってしまうのはNG

最も気をつけたいポイントは、全体の動きが小さくならないようにすることです。できる限り、身体を大きく使っていきましょう。脚と上半身の両方を意識し続けていないと、効果が半減してしまいます。

上半身をひねるときに、下になったほうの肘が床についてしまうなら、身体が持ち上がっていない証拠です。膝と肘が最も近づいたときでも、反対の肘が床につかない高さを目安にしてみてください。

30秒からスタートし、1分を目標に

このトレーニングは回数ではなく、時間で区切る方がやりやすいです。最初は30秒くらいから始めて、1分まで伸ばしてみましょう。1分が楽にできるという方は、30秒のインターバルを置いて、3セットくらいをおススメします。

筋トレで筋肉が付くことで基礎代謝が上がり、太りにくい身体を作ることはできますが、積極的に脂肪を燃やしたいなら有酸素運動のほうが効率的です。サイクリングトレーニングは長く続ければ有酸素運動にもなるので、おなか周りの脂肪をなくしたい方はぜひ挑戦してみてくださいね。

筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。