JR西日本は11日、大阪環状線・桜島線(JRゆめ咲線)のラッピング列車「妖怪ウォッチトレイン」の外観・車内を公開した。201系1編成(8両編成)を使用し、13日から運行開始を予定している。
同社は映画『妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」の公開(12月20日から全国ロードショー)に合わせ、「JR西日本 2014冬 妖怪ウォッチスタンプラリー」を12月13日から2015年2月1日まで実施。「妖怪ウォッチトレイン」はラリーを盛り上げるべく、期間中限定で運転される。車内を中心に、ジバニャン・フユニャン・ウィスパーら『妖怪ウォッチ』のキャラクター達がジャックした。
同列車に使用されるのは、おもに大阪環状線で活躍する201系。103系とともに、新型車両323系投入で置換え対象とされている車両だ。
「妖怪ウォッチトレイン」では、『妖怪ウォッチ』のキャラクター18種類476体(車体124体・車内352体)をデザインし、「ただいま妖怪乗車中!」と車体に記された。車内では扉や窓にさまざまなキャラクターを配したほか、ウィスパーによる車内マナーの呼びかけも。中吊りポスターなども『妖怪ウォッチ』で統一され、スタンプラリーの広告の他にキャラクターを当てるクイズも出題されている。
「JR西日本 2014冬 妖怪ウォッチスタンプラリー」へ参加するには、「JR西日本・冬季スタンプラリーきっぷ」の購入が必要となる。同きっぷで京阪神エリアのスタンプ設置駅を巡り、スタンプを3駅以上集めて大阪駅に設置されるゴール(ラリー期間中、1月1日を除く土日祝日のみ設置)に持参することで、オリジナル妖怪ウォッチがプレゼントされるという内容に。ラリーの詳細は「JRおでかけネット」内特設サイトでも確認できる。なお、ゴールの条件に「妖怪ウォッチトレイン」乗車は含まれない。
ラッピング列車「妖怪ウォッチトレイン」の運行期間は12月13日から2015年2月1日まで。運転状況については非公開とされ、都合により期間が変更される場合があるとのこと。