光岡自動車は3日、コンパクトセダン「ビュート」に、英国スコットランド伝統の生地素材「ハリスツイード」を内装に使用した特別仕様車「ビュート トワイライト(Viewt twilight)」を発表した。限定台数15台で、5日から販売開始される。

「ビュート トワイライト」

「ビュート トワイライト」は、黄昏時の太陽をイメージした「トワイライト オレンジ」の外装色に採用。シート、ドアトリム、インパネ(ロアパネル)、ルームトリムに「ハリスツイード」を使用した特別仕様車となる。「ハリスツイード」はスコットランド北西部に位置するハリス&ルイス島で、島民たちによる手織りで作られたツイード生地。厳格に定められた基準をすべてクリアすることで、ハリスツイード協会から「認定ラベル」(英国王室許可書)を与えられ、その名を名乗ることが許される。

光岡自動車は、年齢性別を問わず愛用されている「ビュート」に、同じくさまざまな世代にファッションアイテムとして愛用されている「ハリスツイード」を採用することで、どことなく懐かしくあたたかみがあり、心に安らぎを与えるような、「人の心に響くクルマ」をめざしたとのこと。

「ビュート トワイライト」は1,500ccのDOHC水冷直列3気筒エンジンを搭載し、トランスミッションはエクストロニックCVT(無段変速機)、駆動方式は2WD(FF)を採用。価格は279万円(税込)となっている。