ホテル、レストラン運営、創業116年の龍名館が、日本料理店「花ごよみ六本木」で、秋の味覚7種類をつまみに、厳選した日本酒10種類と梅酒10種類を飲み放題で楽しむイベントを10月1日から10月31日まで期間限定で開催。その味を実際に確かめに行ってみた。

利酒師が全国から選び抜いたお酒

(※画像提供:花ごよみ)

今回行っているのはただの飲み放題ではなく、「花ごよみ六本木」の店舗統括マネージャーにして日本酒ソムリエ 利酒師の資格を持つ渡邊優美さんが、日本全国から厳選したものだけを取りそろえたという。しかも「ひやおろし」といって、冬に仕込んだ新酒をひと夏熟成させた今しか味わえない旬のお酒とのこと。早速10種類の中から渡邉さんのお勧めを見繕ってもらう。

まず出てきたのがこの3種類。左から「浦霞」、「閃」、「屋守」。どれも「ひやおろし」でひと味違うというので、一口ずつ飲んでみる。たしかに全体的にまろやかでほんのりと甘く、それでいてひとつひとつ個性があり、なかなか甲乙つけがたい。

嬉しいのが、そのお酒がどこのお酒で、どのような特徴があるのか、銘柄ごとに詳しく書かれたカードがついているところ。

これは渡邊さんが考案した「PONCA」というカードで、飲んでもらう人に、お酒の素性を知ることでより楽しんでもらいたいという心遣いだという。もちろんカードだけでなく、渡邉さんに声をかけるとそのお酒について詳しく話してくれるので、あまり日本酒に詳しくない人も、どんな味が好みなのか言えばお勧めを出してくれる。

筆者は純米系の甘めのお酒より、どちらかといえば辛口が好みだと告げると、この種類を勧めてくれた。飲んでみると、これが本当にどれもキリッとした辛口で、それぞれ味の濃淡が違って実に旨い。このような日本酒が全部で10種類あり、しかも飲み放題だというのだから、日本酒好きにはたまらないのではないだろうか。

梅酒も飲み放題

「お酒には弱いので日本酒はちょっと」という人や、女性にお勧めな梅酒も、厳選された10種類が用意されている。こちらはブランド品である「南高梅」の中でも高級品の「紅南高梅」のみを使用した「紀州梅酒 紅南高」を取りそろえたとのこと。

こちらも一口ずついただいてみるが、なるほど、これまで飲んだことのある梅酒とはひと味違う。濃厚なものもあれば、あっさりしてるものもあり、とにかくどれも香りがいい。

さらに、秋鮭や銀杏、柿など秋の味覚7種類を少しずつ盛りつけた料理の他、メニューも豊富。そんな料理をつまみに、日本酒10種類飲み放題が3,000円(単品800円)、梅酒10種類飲み放題が1,800円(単品600円)はかなりお得ではないだろうか。10月31日までの期間限定なので、お酒好きの方は是非訪れてみてはいかがだろうか。

(※画像提供:花ごよみ)

店舗情報

花ごよみ六本木

・住所:東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル3階

・アクセス:
東京メトロ日比谷線 六本木駅 出口3番 徒歩1分
都営大江戸線六本木駅 出口3番 徒歩1分

・営業時間
ランチ
11:30~15:00(L.O.14:30)
ディナー
17:30~22:30(L.O.21:30)
土日・祝定休日
(※飲み放題はディナーのみ)

・平均予算
ランチ 1,200円
ディナー 6,000円