セブン&アイ・ホールディングスは30日、外国人旅行者を対象に免税品目が大幅に拡大されるのに伴い、2014年10月1日より、グループ傘下のイトーヨーカドー153店舗にて新たに免税サービスを開始すると発表した。
同サービスでは、対象店舗のサービスカウンター内に「免税カウンター」を新規設置し、外国人客に対応する。また、中国、台湾、タイ、英語の4言語による「免税ガイド」を作成し、カウンターに設置する。
免税サービスの対象商品は、一般物品が、衣料品、洋品小物、宝飾品、インテリア用品、書籍など。消耗品が、飲食品、飲料類、酒、薬品、化粧品、日用品、電池など。1人1日1店舗当たり、合計金額5,000円以上50万円以下の場合に免税される。対象店舗は全国のイトーヨーカドー153店。なお、食品館やザ・プライスなど一部店舗は対象外となる。
また、グループの百貨店「そごう・西武」においても、全24店舗に訪日外国人向けサービスを拡充。今後も引き続き、便利かつ魅力的なサービスを安心して利用してもらえるよう、来店者の買い物をサポートしていくとしている。