飼い主のいない猫の保護や、飼育希望者への譲渡などの活動を行う東京キャットガーディアンは、同団体のホームページにて「猫付きマンション」を案内している。今回は、東京都杉並区の1LDK物件を紹介する。

プレジデント荻窪外観

猫付きマンションとは

保護されている猫たちを、保護猫カフェから預かり、一緒に暮らすことができるのが猫付きマンション。猫を飼うのはもちろん強制ではなく、入居者の自由。猫を希望した入居者は、キャットガーディアンが運営する保護猫カフェから、一時預かりの形で、猫(1歳以上の成猫)を引き取ることができるのだ。猫を預かっている際の食事代や医療費などは入居者負担となる。

そして、もし引っ越しをした際など猫と暮らすことができなくなった際は、キャットガーディアンに猫を返すことができる(もちろん、猫をそのまま引き取ることを選ぶ人もいる)。

中央線と丸の内線2路線を使用可能

今回、案内する「猫付きマンション」は、JR中央線・丸ノ内線「荻窪駅」から歩いて7分の場所にある。周りは閑静な住宅街なので、落ち着いた雰囲気の中で生活できる。

間取り

玄関

洗面所

玄関を開けても、直接部屋の中が見えない造りになっている。洗面所は独立洗面台なので使いやすい。

明るい室内

収納スペース

部屋は10畳と7畳で広々としており、収納スペースも充実している。キッチンは2口ガスコンロの設置が可能だ。

7畳の洋間

キッチン

賃料は月額11万円、共益費は2,000円。礼金は1カ月、敷金は1カ月(猫飼育時はプラス0.5カ月分)。現在、募集しているのは208号室。

猫との暮らしがスタートするのは、物件に入居してから。入居後、一緒に暮らしたい猫(成猫)を東京キャットガーディアンのシェルターで選ぶという流れとなっている。

物件詳細は、東京キャットガーディアンシェルター日記で案内している。

レポート記事

実際の猫マンションでの暮らしぶりについては、東京都・目黒区のマンション東京都・中野区のマンションで、それぞれレポート記事を公開している。