猫の保護活動を行う東京キャットガーディアンは、行き場を失った猫の保護活動として「猫付きシェアハウス」を提案している。今回は東京都・杉並区にある「猫付きシェアハウス」を紹介する。

ドアには「C」「A」「T」の文字が

猫付きシェアハウスとは

同団体では、保護されている猫たちを、保護猫カフェから預かり、一緒に暮らすことができる「猫付きマンション」を案内している。それとともに、猫が好きな人が集まって猫と共同生活を送る「猫付きシェアハウス」の提案も開始した。猫は同団体の猫カフェスクール修了生が、管理人をかねて飼育する。住人に対しては、猫の飼育勉強会を開催するなど、猫と人とがともに気持ちよく生活できるような機会も設けている。

シェアハウスから出る時は、希望者には、猫の譲渡も可能(要審査)。空いた場所には、また新しい猫が入るという仕組みを作り、猫シェルターのように回転して行く場所を作りたいと考えているという。

商店街にも近く住環境も良好

今回、案内する「猫付きシェアハウス」は、JR中央線・丸の内線「荻窪駅」から歩いて5分の場所にある。商店街や大手スーパーも近く、買い物にも便利だ。

キャットウォーク

室内(ベッド・エアコン)

各部屋には、エアコン・冷蔵庫・ベッド・机まで用意されているので、すぐに新生活をスタートすることができる。

共有スペースのキャットウォーク

キッチン

キッチンは、広々とした3口ガスシステムキッチン。共有スペースにはキャットウォークも設置している。

独立洗面化粧台

シャワー室

シャワー室はミスト付き。

トイレ

間取り

猫が自由に出入りできる猫専用ドア付。消臭・逃走防止の策も講じている。床は遮音フローリングなので、足音も響きにくい。角部屋なので日当りも良好だ。

賃料は月額3万3,000円~。管理費は2万円(猫貯金1,000円を含む)。猫はすでに入居している。

物件詳細は、東京キャットガーディアンシェルター日記で案内している。

レポート記事

実際の猫マンションでの暮らしぶりについては、東京都・目黒区のマンション東京都・中野区のマンションで、それぞれレポート記事を公開している。