アニコム損害保険はこのほど、「犬の迷子」に関する調査、集計の結果を公表した。

月別犬の迷子発生件数

同調査は、2011年4月1日~2014年3月31日に、同社の「迷子捜索サポートサービス」に寄せられた捜索依頼の情報を集計。対象件数は131件となる。

係留具の点検もこの時期に

月別に迷子の発生件数を集計したところ、8月に最も多く発生していることがわかった。これからの季節、犬の飼い主は、十分な注意が必要だとしている。

犬の迷子の発生場所では、自宅が67.1%で、散歩中の21.5%を大きく上回った。

犬の迷子発生場所

具体的な状況では、自宅での「雷や花火の音に驚いて逃げ出した」というケースに加え、屋外飼育での「庭に繋いでいた係留具が壊れ、気付いたらいなくなっていた」なども見られた。また、室内飼育では「風通しのために開けていた窓や玄関から出ていった」、「来客の際、玄関を開けた瞬間に出ていった」というケースが見られた。

犬の迷子発生状況

散歩中では、「店頭にリードを繋いでおき、戻ったらいなくなっていた」というケースも少なくない。愛犬を店頭に繋いでの買い物は、迷子だけでなく、この季節は熱中症の危険も高まるので特に注意が必要だとしている。