ヒットは18日、東京都の渋谷駅ハチ口スクランブル交差点脇の大外ビル屋上に、2014年6月1日から設置した街頭ビジョン「シブハチヒットビジョン」について、運用開始から1カ月の6月30日時点で、広告出稿企業が100社を突破したと発表した。
同ビジョンは、高さ17.3メートル、幅24.3メートルと、バスケットボールコートとほぼ同面積の420平方メートルの大きさで、広告用ビジョンとしては"国内最大規模"(ヒット)という。特徴は、高品質のLED素子100万個を使用した高精細でムラのない映像。想定広告認知者数は1日当たり40万人以上で、渋谷スクランブル交差点(1日当たりの通過人数約40万人)に加え、大型商業地域内やオフィス街などからも認知することができる。
出稿企業1社当たりの広告放映時間は1日のうち255分(4時間15分)で、集中的に広告露出を高めたいという企業戦略に対応。2014年7月末日には出稿企業が140社に達すると見込んでいる。
出稿企業からは、広告インパクトの高さ、SNSなどを通じての反響の大きさ、それらに対する出稿コストの低さについて好評を得ているという。同社は「新しい屋外広告媒体の好調な運用の背景には、景気回復傾向にともない、各企業が消費者の需要を獲得するべく広告・宣伝の態勢を『攻め』に転じていることがうかがえます」と分析している。