T&D保険グループのペット&ファミリー少額短期保険はこのほど、「ペットの暑さ対策に関する意識調査」の結果を公表した。

「あなたは室内でペットの熱中症対策をしていますか? または今後する予定ですか?」(単数回答 n=807)

同調査は、全国の犬もしくは猫を飼っている20歳以上の男女を対象に、6月20日~22日にかけてインターネットを通じて実施。917サンプルの有効回答を得た。

ペットが嬉しい上手なエアコン活用術は?

「夏にペットで不安や困ったと感じたこと」を自由回答で聞き、カテゴリーにわけランキングした。その結果、第1位は「エアコンに関すること」となった。電気代や、ペットにとっての適正な設定温度がわからないなどの声が多く集まった。

「ペットが室内で過ごす際に熱中症対策を行っているか」と聞いたところ、33.0%が「している」と回答した。また、今後熱中症対策を予定している人を含めると66.1%が熱中症対策を意識していることが分かった。

「室内でのペットの熱中症対策」を聞いたところ、全体の7割以上(71.7%)が「エアコンなどで温度調節をする」と回答した。続いて、「水をこまめに補給する」が64.5%で、「温度調節」と「水分補給」が熱中症対策の中心と考えられる結果となった。

「室内のペットに対しどのような熱中症対策をしていますか? または今後する予定ですか?」(複数回答 n=533)

「ペットが留守番をする際に、どのような熱中症対策を行っているのか」という設問では、第1位「エアコンをつける(54.8%)」、第2位「カーテンを閉める(44.2%)」、第3位「扇風機をつける(37.9%)」という結果となった。温度調節をどのように行うか苦心されているペットオーナーが多いようだとしている。

「ご自身の外出時に留守番するペットに対し、どのような熱中症対策をしていますか?」(複数回答 n=807)

熱中症対策として「ペットの留守番時にエアコンをつける」と回答した人に、「具体的な設定温度」を聞いた。その結果、65.9%が「26℃~28℃」に設定と回答。また、犬と猫で比較をすると、猫より犬の設定温度が低いことが読みとれた。

「ペットの留守番時にエアコンをつける際、設定温度は何度にしますか?」(単数回答 n=437)

「ペットの夏対策(熱中症)グッズ費用」を聞いたところ、全体では平均4,097円となった。外出時のエアコンの使用といった光熱費なども含めれば、ペットの暑さ対策にかける費用は家計において季節的な出費増加要因となりそうだとしている。

熱中症対策をする(予定も含む)に対し「夏対策(熱中症)グッズを選ぶ際に重視すること」を聞いた。「効果」を重視する人が最も多く88.3%だった。また、「安全性(77.7%)」「誤飲の危険性が低いこと(36.9%)」が多く、特に猫オーナーは、「安全性」を重視するという人が全項目で最も多かった(83.9%)。

「あなたがペットの夏対策(熱中症)グッズを選ぶ際に重視するのはどのようなことですか?」(複数回答 n=591)

同調査の詳細は、同社のWEBサイトで閲覧することができる。