「フレッシュキウイの初恋にゃんこパフェ」

京都・大黒屋町の油小路通に面したブックカフェ「ことばのはおと」で提供されている「にゃんこパフェ」が、かわいすぎると人気を呼んでいる。いったいどんなパフェなのか、「ことばのはおと」店主の中村さんに話を聞いてみた。

「ことばのはおと」は、築150年の町家をそのまま利用した趣のある店内で、小説や美術書、写真集、旅や山に関連した書籍など約2,000冊を自由に閲覧できるというブックカフェ。畳敷きの座敷で座布団に座り、読書などをしながらのんびりとくつろぐことができる。

メニューは、ケーキやパフェなどのスイーツ、京都の素材にこだわった身体に優しいご飯プレートなどがあり、中でも人気なのがアイスクリームで猫をかたどった「にゃんこパフェ」だ。

「ことばのはおと」の外観

奥庭

中庭

店内

「シフォンケーキ」

「チーズケーキ」

「抹茶パフェ」

「青春プレートごはん」

季節によってバリエーションが異なる「にゃんこパフェ」

にゃんこパフェは、季節のフルーツをふんだんに使用したチョコとアイスのパフェで、フルーツにアイスのにゃんこがダイブしてる様が表現されている。中村さんに話を聞いたところ、「にゃんこパフェのキュートな姿を実際の目で、そして、季節のフルーツとチョコとアイスの絶妙なハーモニーを口で確かめていただけたらと思います」とのことだ。

にゃんこパフェを作り始めたきっかけは、「猫を飼い出してから猫の魅力にとりつかれ、パフェも猫っぽくしたら可愛いだろうなぁという発想から」だという。本当に猫が好きだからこそ、そのかわいさを表現できているのだろう。もちろん、お客さんからもかわいいと評判になっており、「お出しした時に『きゃ~、可愛い!』と言ってもらえるがとても嬉しいです」と語ってくれた。

「フレッシュいちごのにゃんこパフェ」

「フレッシュオレンジのにゃんこパフェ」

「フレッシュいちごのクリスみゃ~すパフェ」

季節のフルーツをあしらっているにゃんこパフェは、その時々でバリエーションが異なり、現在はチョコとフレッシュキウイを使った「フレッシュキウイの初恋にゃんこパフェ」が提供されている。過去のバリエーションには、「フレッシュいちごのにゃんこパフェ」「フレッシュオレンジのにゃんこパフェ」「フレッシュいちごのクリスみゃ~すパフェ」があり、食べられなくても見てみたいという人のために、写真を提供してもらった。

中村さんは、今後もにゃんこに関するデザートを考案していきたいとのことなので、にゃんこパフェの新バリエーションはもちろん、パフェ以外のにゃんこデザートが登場するかもしれない。

にゃんこパフェのオーダーは13:00からで1日限定25個。並んで待っていても、限定数に達すると売り切れとなってしまうため、食べたい人は早めの来店がおすすめ。平日でも、夕方にはなくなってしまうとのことだ。なお、「ことばのはおと」は、中村さん夫婦二人できりもりしているブックカフェであり、とりわけ「にゃんこパフェ」は手間のかかるメニューなので、どうしても時間がかかってしまう。静かな住宅街にあるお店なので、店外で待つ場合にはできるだけ静かに待っていてほしい。